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「ツラい。嫌な仕事」「できることならば、やりたくない」 森保監督が代表選手選考のプレッシャーを語る
森保一監督が、ワールドカップへかける想いを激白。選手選考のつらさについて語った。インタビュアーは現役時代共に日本代表で戦った先輩、福田正博氏が務めた。
大会直前の注目はやはりメンバー選考で、これまでの大会でもドラマティックな名場面があった。カタール大会からは登録できる選手がこれまでの23名から26名に変更。森保監督のメンバー選考のポイントについて話を聞いた。
登録選手が26名になった利点について、森保監督は「ワールドカップへの思いを持っている力のある選手たちを3人プラスして連れていくことができる」と発言。
「やっぱり選考するのはつらいでしょ?」という直球質問に、森保監督は「つらい」と答えて「できることならば、やりたくない」と胸中を吐露。福田氏が「できれば全員連れていきたい?」と言葉をかけると「おっしゃる通りです」と正直だった。
選べる選手が増えることについて「ワールドカップで勝つために、それだけ武器を持った選手をまた3人連れていけてさらに試合に勝つ確率を上げられる」とメリットについて語りながらも「ただ、(人数が増えることで)マネージメントは難しくなると思う」と冷静に分析。
選手の選び方については「試合に出れていても出れなくてもチームのために言動できるか。過去の活動から尊重して決めていくべきだと思いますし、最終予選で戦ってくれた選手であったり、
6月に4試合させてもらったなかの選手たちを中心に決まっていくかなと。そのときに調子がいい選手をプラスするということになるのかな、とは思ってます」と語ったが、福田氏に「答えを教えてください(笑)」と冗談交じりに言う場面もあった。
選手選考の最終判断は森保監督に委ねられることから、福田氏が「つらい仕事だね」と語り掛けると森保監督は「はい(笑)。そこはやりたくないですね」「選考は嫌な仕事ですね」と明かしていた。