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久保建英、猛プレスで先制弾をアシスト ソシエダはラ・リーガ3試合ぶりの白星に
今シーズンここまで5試合を消化したレアル・ソシエダは、2勝1分2敗と順調に勝ち点を積み重ねているとは言い難いスタートに。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)では2連勝を記録している。ラ・リーガに限定するとここまでの2勝はすべてアウェイ戦で、本拠地『エスタディオ・アノエタ』では未勝利。ホームゲームでは3連勝中と相性の良いエスパニョール戦で初白星を目指す。一方、エスパニョールは1勝1分3敗となっており、特に失点数が「10」と目立ってしまっている。得点数は「6」と低すぎるわけではないため、攻守のバランスを整理することで順位を上げていきたい。
レアル・ソシエダはミッドウィーク開催のELからスターティングメンバー7名を変更。守護神のアレックス・レミロを筆頭に、アリツ・エルストンド、ミケル・メリーノ、ブライス・メンデスが連勤となっている。久保建英も先発に名を連ねた。一方、エスパニョールはエドゥ・エスポジト、ホセル、マルティン・ブライトバイテらがスタメン入りしている。
試合は序盤からレアル・ソシエダが試合の主導権を握る。15分にはボックス手前でルーズボールに反応した久保が迷わずに左足を振り抜くも、シュートはGKの正面へ。続く17分には久保が再び決定機に絡む。エスパニョールのバックパスに反応すると、GKアルバロ・フェルナンデスのトラップが長くなった隙を見逃さず。猛然とプレスをかけてボールをつつくと、走り込んできたアレクサンダー・セルロートが無人のゴールに押し込んだ。
直後の19分にはエスパニョールも反撃へ。右コーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたセルジ・ダルデルがショートコーナーからの折り返しを受け、ダイレクトでマイナスへ送る。フリーとなっていたエスポジトが右足で狙い、相手DFに当たってネットを揺らした。
試合は振り出しに戻ったものの、29分にはソシエダが再び勝ち越しに成功。敵陣で相手のパスをインターセプトしたメリーノがそのままボールを持ち運び相手選手4名の視線を集めて右に送る。後ろから走り込んだB・メンデスがワントラップから左足で流し込み、レアル・ソシエダがリードを奪った。その後もホームチームがボールを保持したものの、追加点は生まれず。このままハーフタイムに突入した。
後半は1点を追うエスパニョールが前に出る時間帯が増えるも、レアル・ソシエダも失点を許さない。反対に74分にはチャンスが。久保がペナルティエリア手前で相手選手を引きつけてセルロートに送る。ダイレクトでの落としをメリーノが左に繋ぐと、ダビド・シルバがフリーでシュート。強烈なシュートはわずかにゴール右に外れた。79分にはボックス手前から久保が左足でシュートを狙うも、シュートはGKの正面へ。
このまま時間は経過し、レアル・ソシエダの1点リードでタイムアップ。ラ・リーガ3試合ぶりの白星となり、今季ホーム初勝利を挙げた。久保は83分にベニャト・トゥリエンテスとの交代でピッチを後にしている。一方、エスパニョールは連敗となった。
次節は10月2日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でジローナと対戦する。一方、エスパニョールはホームにバレンシアを迎える予定だ。
【スコア】
レアル・ソシエダ 2-1 エスパニョール
【得点者】
1-0 17分 アレクサンダー・セルロート(レアル・ソシエダ)
1-1 19分 エドゥ・エスポジト(エスパニョール)
2-1 29分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)
【スターティングメンバー】
レアル・ソシエダ(4-4-2)
GK:レミロ
DF:ゴロサベル、エルストンド、パチェコ、ムニョス
MF:スビメンディ、メリーノ、B・メンデス(88分 スベルディア)、D・シルバ(84分 アリ・チョー)
FW:久保(82分 トゥリエンテス)、セルロート
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d7b1c06e81c2545d1048079819d8171781c9d3