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(出典:日刊ゲンダイDIGITAL) |
とろサーモン (お笑いコンビ) (久保田かずのぶからのリダイレクト)
とろサーモンは、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。2002年結成、M-1グランプリ2017王者。 久保田 かずのぶ(くぼた かずのぶ、1979年9月29日 – )(42歳) ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。 旧芸名及び本名は、久保田 和靖(読み同じ)。宮崎県宮崎市(旧清武町)出身。血液型O型。身長175cm。眼鏡をかけた小太り。
50キロバイト (7,290 語) – 2022年9月6日 (火) 13:39
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まだ関西を活動拠点にしていたころは、毎日放送主催の「オールザッツ漫才」で優勝と準優勝、「ABCお笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞、「NHK上方漫才コンテスト」で最優秀賞を獲得するなど、数々の栄誉を手に入れた。
ところが東京進出後は、一転して借金地獄に陥った。妻はガールズバーで働きはじめ、本人もバイトをかけ持ちした。やがて、妻と離婚。在阪コンテストで獲ったトロフィーを売って生活の足しにするつもりが3000円にしかならなかったという。
17年にM-1王者となって、ようやく泥水をすする生活から脱却できた。ところが、翌18年のM-1直後、泥酔状態で配信したインスタライブで、審査員の上沼恵美子に暴言を吐いたことで大騒動が勃発。「関西の女帝」の逆鱗に触れた代償は大きく、表舞台から消えた。
こうして漫才の頂点に立ってもおさわがせを続けた久保田だが、今年は大金星を手に入れている。5月に初めての絵画展「久保田和靖個展『なぐりがき』」を東京・渋谷で開催し、54点を展覧したのだが、その中の「解放の終戦」が1枚100万円で売れたのだ。
「吉本芸人の絵画アーティストといえば、先駆者のジミー大西、世界進出もしている野性爆弾・くっきー!、くしくも同期のキングコング・西野亮廣で、3者ともかなりの高額で買い手がついています。久保田はM-1王者という箔がついている上に、地上波でも活動している。伸びしろは彼らより上かもしれません」(週刊誌記者)
開催期間中に51点が売れ、数百万を手に入れたという。
「19年には、ダウンタウン・松本人志発案による笑わせあいバトル『ドキュメンタル』(Amazonプライム)シーズン8で優勝するも、配信元の上層部から『下品にもほどがある』と判断されてお蔵入り。シーズン9で再度優勝すると、キャリーオーバーとなっていた優勝賞金2000万円を手中に。その全額を投入して、チバテレの枠を買い取り、コンビそろった初の冠番組『とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。』をスタートさせました。しかし、ほどなく資金は底をつき、わずか4回で打ち切りになっています」(前出・週刊誌記者)
浮沈の激しさが「芸の肥やし」になっているのなら本望だろうが…。