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日本競馬界の至宝「ディープインパクト」は、女王の所有する馬の“ひ孫”! エリザベス女王の知られざる“動物好き伝説”
■“動物好き”競走馬とコーギー
日比キャスター:
レースが行われた日本のJRA競馬場では、エリザベス女王に弔意を示す半旗が掲げられたのです。と言いますのも、馬とエリザベス女王と日本はある深い関わりがあるのです。
エリザベス女王は、大変に動物に愛情を注がれたことでも有名です。特に競馬には情熱を注がれました。100頭以上もの馬を所有する有名・有数な馬主でもあるだけではなくて、筋金入りのブリーダーでもいらっしゃったわけです。
王室が主催する7日間ほどの大きな競馬のイベント「ロイヤルアスコット」には、毎日馬車で参加されていました。毎日ですので、今日は何色の帽子をお召しになって登場されるだろうかと、国民の大きな注目の一つでもあったそうです。そしてエリザベス女王が所有されていた「ハイクレア」という馬がいたのですが、実はこの馬は日本と深い関わりがあったのです。日本の競馬界において、“至宝”と言われているディープインパクトはハイクレアの血をひいているのです。ディープインパクトはつまり、“ひ孫”なんですね。
ディープインパクトの活躍は女王の耳にも届いており、大変喜ばれたそうです。
女王が所有されている馬を、また日本に送ってくださって、そしてディープインパクトと交配。ここで生まれた馬をイギリスに戻してレースに出走させたこともあったそうです。ディープインパクトとも深い関わりがありました。そして馬だけではなくて実は、コーギーも大変愛されていました。幼い頃からコーギーを飼われていて、特に18歳の誕生日に父親からプレゼントされたコーギー「スーザン」を大変大切に育てられたそうで、繁殖させて代々育ててきたそうなんです。スーザンはご自身が女王に即位されたときも寄り添っていたという大変に大切な存在でもあったそうですが、繁殖させて生前には30匹以上も飼育したそうなんですね。そして飼育したこのスーザンの血を引く中で、最後まで女王と一緒にいた2匹は誰が引き取るのか、国民の1つの注目だったそうですが、この2匹に関しては、11日BBCによると「次男のアンドリュー王子とセーラ元妃が“もらい手”になったということです。エリザベス女王が引き継いだたくさんの愛はこれからも生き続けていくようです。
井上キャスター:
ブリーダーとしてのお顔もあったわけですけど、お亡くなりになって、国歌の歌詞が変わる、国の紙幣・硬貨を2年間ぐらいかけて変える、国によっては憲法まで変える必要が出てくるという、何かイギリスを象徴していたのはもちろんですが、イギリスそのものを体現してらっしゃった方なんだなというのはつくづく感じます。
ホラン千秋キャスター:
全ての国民のお手本のような存在でもあったでしょうし、象徴のような存在でもあったでしょうし、そういった精神的な支柱を失うことは、多分、国民の皆さんからするとかなり大きなことだと思います。ここから新たな時代を皆さんがどう作っていかれるのかは、楽しみのような期待してしまうような…
井上キャスター:
それをきっとエリザベス女王も望んでらっしゃったと思いますしね。国葬は19日に執り行われます。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/99c396c66b396eb8584a34d18616c78420fdf017?page=2