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【特集】キラキラネーム「王子様」に決別した18歳のその後 母が名付けた理由は「私にとって王子様だから」
母が名付けた理由は「私にとって王子様だから」
読売新聞社会部「あれから」取材班 2022/09/14 15:00
キラキラネームといえば、ネット上で盛り上がる「ネタ」の代表格。ただし実際に、読んでも聞いてもキラキラネームとわかる名前を授かった人も実在している。その一人が赤池王子様だ。彼はどのように、この名前と生きてきたのか、なぜ改名することを決めたのか。
それを知った両親の反応は。日本中が注目したニュースの「あの人」を追った新刊『人生はそれでも続く』(読売新聞社会部「あれから」取材班)から、抜粋してお届けします。
https://toyokeizai.net/articles/-/615546?display=b
宛名は「赤池王子様 様」
「名前変更の許可が下りましたァー!!!!!!!!」
2019年3月7日。高校3年生の18歳だった赤池さんがツイッターに投稿すると、たちまち転載(リツイート)は10万を超えた。反響の大きさに驚いた。
高校卒業を前にひとりで家庭裁判所を訪れ、親から付けてもらった名前を変えた。変える前の名前は「王子様」。〈様〉までが本名だから、年賀状の宛名は「赤池王子様 様」で届いた。
この名前では、生きづらかった。だから自分の意志で変えた。新しい名は「肇(はじめ)」。はじめの一歩を、踏み出そうと思った。
甲府盆地の真ん中にある山梨県昭和町に生まれた。人口は2万人ほど。物心ついた頃には、赤池さんはすでに皆から「王子」と呼ばれていた。友達も先生も、親しみを込めて「王子、王子」と呼んでくれた。
いじめられることはまったくなかった。ただ小学校低学年の頃には何となく、「自分の名前、変かも」と思うようになっていた。
病院の待合室でフルネームを呼ばれると、他の患者らの視線が一斉に自分に集まる。「赤池王子様、さま……」。呼び出し係の人も、何だか言いにくそうだ。
→次ページ知らない人に「あれ、王子様だよ」と指をさされた過去
https://toyokeizai.net/articles/-/615546?page=2
夫婦別姓が許されるなら大人になって自分の好きな名前にする権利もあっていいと思う
改名ってスゲーめんどいからな、もっと簡単にしてくれ
幻の銀侍よりマシだろ
幻の銀侍の方がマシに思える名前があるとは
王子に更に様はなぁ
我が子にバカボンと名付ける豪傑はいないのか?