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球界最高年俸9億円で8勝10敗…「大幅ダウンは確実」楽天のエース・田中将大33歳は来季どこで投げるのか?
コスパが悪いと言わざるを得ない
このオフも、楽天の田中将大投手(33歳)の去就が話題を集めそうだ。
日本球界復帰2年目の今シーズンのここまでの成績は、22試合に先発して8勝10敗、防御率3.27(9月13日現在)。投球回(146)こそリーグ3位だが、リーグワーストタイの黒星を喫しており、球界最高額の年俸9億円(推定)に照らし合わせるとコスパが悪いと言わざるを得ない。
日米で輝かしい実績を残してきたレジェンド右腕に一体、何が起きているのか。
パ・リーグ球団のスコアラーはこう指摘する。
「昨シーズンもそうでしたが、ここ数年は力で打者を押さえ込む投手ではなくなった。最近はスプリットの落ちが悪くなっているので、スライダーやチェンジアップに頼る配球になっている。昔からコントロールは良い分、打者は狙いを絞りやすいんだと思います」
実際、被打率.255は規定投球回に到達している投手の中では最下位で、トップのオリックス・山本由伸投手(24歳)の同.202と比較して5分3厘もの差がある。
被本塁打に目を向ければ、山本の6本に対して15本。
かつての豪腕が鳴りをひそめているのは数字が証明している。
監督からも手厳しいコメント
さらに、試合の勝負どころで踏ん張れなくなっている。
渡米前は走者を背負う場面になると、ギアを上げてピンチを切り抜けていたのだが……。
「今は粘りがきかず、最少失点で抑えられないことが多い。ビッグイニングをつくられて降板する試合も増えてきた。マウンドから打者を威圧するオーラもなく、メンタル面でも相手が優位になってしまっているのでは」(前出スコアラー)
9月10日のロッテ戦は5回9安打6失点で敗戦投手になり、石井一久監督(49歳)からも「全てにおいてクオリティーが低かった」と酷評された。
残り試合が少なくなり、気になるのが来季の所属先だ。
今季が2年契約の最終年。
今年8月30日には海外FA権を取得した。権利を行使すれば、国内外の球団と移籍に向けた交渉が可能になったわけだが、田中には厳しい現実が待っているというのが球界関係者の共通認識だ。
「残るにしても、出て行くにしても、シビアな交渉になるでしょうね。NPBの球団はもちろん、MLBでも今のマー君に9億円の高額年俸を払う球団はありません。来季、どこでプレーするにしても”大減俸”を受け入れることになります」(スポーツ紙デスク)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/866e241b50d1e78d4055852ebef4182c8f68d858