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ロッテ・佐藤都志也や日本代表選手も!聖光学院OB詐欺男逮捕で判明した球界騒然の被害実態…総額1億円超か
「高校時代の野球部の先輩に、なにげなくインスタでメッセージを送ったら、電話がかかってきて『投資案件があるんだけど』と言うんです」
こう語るのは、福島県・聖光学院高校卒業生のAさんだ。
聖光学院といえば、今夏の甲子園でもベスト4に進出し、高校野球界の名門校として知られている。その野球部で3年間、汗水流した彼が、金銭トラブルに遭ったという。
トラブルの相手は、6月7日に埼玉県警浦和署に詐欺容疑で逮捕された加賀裕也容疑者だ。加賀容疑者も聖光学院野球部OBで、2013年にベンチ入りメンバーとして甲子園に出場している。Aさんが続ける。
「加賀の話を聞いてみると『いい話だな』と思い、乗ってしまいました。元金として、合計100万円弱を彼の口座に振り込んだところ、突然、連絡がつきにくくなりました。返金を催促しても『対応している。返せる見込みができた』と言うのみなので、弁護士に相談し、昨年10月にようやく元金を返金させました。
聖光学院の野球部OBだけでも10人弱の被害者がいて、まだ返金されていない人も多いです。高校時代の加賀はそんなことをする先輩には見えなかったですし、インスタでの派手な生活ぶりを見ていると本当に儲かっているように思えて……」
昨年、Aさんと別の後輩から「投資金の返還のために、加賀容疑者に追加で300万円を振り込んだが、返還がなかった」として、浦和署に被害届が出された。その後、捜査が開始され、逮捕に至った。現在、刑事裁判が進行している。
「じつはこの裁判のなかで被害届を出した“後輩”というのが、現役プロ野球選手であることが明らかになりました」と、球界関係者は話す。その選手とは、千葉ロッテマリーンズ・佐藤都志也(24)だ。
佐藤は2020年に、ドラフト2位でロッテに入団。1年めから開幕一軍入りを果たし、今季は一塁手として出場する傍ら、佐々木朗希(20)ともバッテリーを組む正捕手として活躍している。聖光学院高校出身で、加賀容疑者は佐藤の2学年上の先輩にあたる。
「声を上げたのはロッテの佐藤だけですが、ほかにもプロ選手に被害が出ています。パ・リーグの若手投手、日本代表経験がある大物選手、高校時代に強打者と期待された元選手らが、次々と『加賀に騙された』と頭を抱えているんです」(前出・球界関係者)
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https://news.yahoo.co.jp/articles/c80e32abbd7e98ef6371d74823dc9583df38e229