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「65本打ってほしい!」日本記録まであと5本のヤクルト村上宗隆に“元祖60発”バレンティンがエール
9/16(金) 7:00
2017年のWBCではオランダ代表としてプレーしたバレンティン(写真:アフロスポーツ)
シーズン本塁打日本記録の60本にあと「5」と迫っている東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(22歳)に、現在の記録保持者である元ヤクルトのウラディミール・バレンティン(38歳)がエールを送った。
“マイ・ボーイ”村上に本気のエール
村上は9月13日の読売ジャイアンツ戦(神宮)で今季54号、55号を放ち、歴代2位の王貞治(巨人、1964年)、タフィー・ローズ(大阪近鉄バファローズ、2001年)、アレックス・カブレラ(西武ライオンズ、2002年)と肩を並べたばかり。自身のインスタグラムに、背番号55のユニフォーム画像を添えて「55号」と投稿すると、そこにコメントを寄せたのがほかならぬバレンティンだった。
コメント欄に書き込まれたのは、両手を合わせた絵文字4つに続く矢印の先にある「60 ganbate my boy」(原文ママ)の文字。「my boy」は彼がチームメイトなど仲の良い選手に対してよく使う呼称で、それはまさしく「60本目指してがんばれ!」というエールに見えた。
そこで昨年限りで日本球界を去ったバレンティンに連絡を取り、コメントの真意について尋ねてみた。テキスト(文字)メッセージでのやり取りではあったが、あのコメントは本気かと聞くと「もちろん。65本打ってほしい」という。
今から3年前に「間違いなくオレを超える」と
バレンティンは2011年の来日から3年連続で本塁打王に輝き、2013年にMVP、2018年は打点王を獲得している。ヤクルトでの通算288本塁打は池山隆寛(現ヤクルト二軍監督)に次いで球団史上2位。村上とはドラフト1位で入団した2018年から2年間、ともにプレーした。
村上は高卒1年目の2018年こそ大半をファームで過ごしたものの、2年目の2019年は開幕からレギュラーに定着。開幕から1カ月ほどが経ち、打率は2割台前半ながら5本のホームランを打っていた彼の印象を、バレンティンに聞いたことがある。
「素晴らしい選手だよ。まだ19歳だろ? 将来は間違いなくオレを超える選手になる。(シーズン)60本塁打は無理かもしれないが、打率はもちろん、パワーでもオレ以上の選手になるよ。ホームラン王も5年以内には取るはずだ」
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https://news.yahoo.co.jp/byline/kikutayasuhiko/20220916-00315225