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“チーム能見”阪神・梅野が“厳しさ”に感謝「心の支え。野球人としても、人としても本当に大好きな先輩」
阪神・梅野が、今季限りで現役引退する能見へ感謝の思いを口にした。
「自主トレも一緒にやることができて本当に…心の支えにもなったし。野球人としても、人としても本当に大好きな先輩。一番は“お疲れさまでした”と“ありがとうございました”。本当にそういう気持ちです」
1年目からバッテリーを組み「良い意味で(言葉の)毒もストレート」と時に厳しく接されることもあったが、捕手として成長と進化を促してくれた恩人でもある。「厳しくしてもらっているからこそ参加をお願いして」。16年からは志願して沖縄での合同自主トレに参加し“チーム能見”の一員になった。
いつしか能見からは「おまえが一人前になってやっていかないと優勝はないぞ」と正妻と認められ、期待の言葉をかけられてきた。「そういう言葉は本当に力になるし、今後の活力にもなる」。頂点に立つことが恩返しだ。
また、能見の3歳上で選手時代から苦楽をともにしてきた福原投手コーチは「先発で長いイニング投げてくれたり。長い間頑張ってくれていた」と2球団、18年間の現役生活をねぎらった。チーム内では岩貞、伊藤将ら同じ左腕が慕ってトレーニングを共にすることも多かった。同コーチは「能見のやっていた姿勢を見習ってほしいし、伝えていってほしい」と願った。(遠藤 礼)
梅野も大山もチーム能見の一員。「ワンバンを止めたり、盗塁を刺すことが投手にとってどれだけ有難いか」「配球に正解は全くないけど抑えられる確率は上がる」「お前の出すサイン一つ一つに意図がないとアカん。投手の生活がかかってるんだぞ」経験に裏打ちされた能見の言葉が捕手梅野の進化を促した。 https://twitter.com/Ryutaro_bd/status/1570209539114565632 …