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先制点をもたらす! CLで再びインパクトを放ったセルテッィクMF旗手怜央に現地メディアが最高評価!「圧倒的な強さで輝いた」「驚異的」
チャンスを逃した古橋と前田はやや厳しい評価に
果敢な飛び出しから見事に先制点をもたらした旗手。(C)Getty Images
セルテッィクの心臓、旗手怜央に称賛が集まっている。
現地時間9月14日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で、日本人選手4人が所属する(井手口陽介はCLの登録メンバー外)セルティックは、シャフタール・ドネツクとポーランドで対戦。立ち上がりに先制するも、前半のうちに追いつかれ、1―1のドローに終わった。
旗手は開始10分、果敢な飛び出しから、ペナルティエリア左でパスを受けると、左足でシュート。これが相手に当たりながらもゴールに吸い込まれた。CL初得点と思われたが、記録はオウンゴールとなった。24歳の日本代表MFはその後も縦横無尽に動き回り、奮闘した。
一方、旗手と共に68分までプレーした古橋亨梧と、後半の頭から出場した前田大然は、絶好のチャンスを迎えるも、モノにできず。個人的にも非常に悔しい結果に終わった。
現地メディア『footballscotland』は、採点記事で日本代表FW2人をやや厳しく評価する一方で、旗手に対しては「圧倒的な強さで輝いた」と絶賛。チーム単独トップの「8点」を付け、寸評にはこう綴っている。
「中盤から意図的に走り出し、攻撃をサポートし、得点をもたらした。素晴らしいビジョンを持っており、パスも印象的だった。ポゼッションも非常に優れていて、プレスに強いトッププレーヤーだ」
また、『GLASGOW TIMES』と『THE CELTIC WAY』も絶賛。それぞれ「9点」(チーム単独トップ)、「8点」(チームトップタイ)を与え、褒め称えている。
「交代させられるまで驚異的だった。開始10分で、ディフレクティング・ゴールを決めた。中盤をコントロールし、特に前半の45分間は、どこにでも顔を出していた」(『GLASGOW TIMES』)
「この日本人MFは、肺活量を上げるような走りでシャフタール陣内深くまで侵入し、3人での攻撃を巧妙に仕上げ、セルティックに重要な突破口を与えた。パスの幅も広く、高い技術を持っている」(『THE CELTIC WAY』)
日本人9人目のCL得点者にはなり損ねたものの、前節のレアル・マドリー戦(0-3)に続き、インパクトを放った旗手。欧州遠征のメンバーに選ばれた際には、森保ジャパンの一員として、アメリカ戦とエクアドル戦での活躍にも期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/4112d31156b0705e69a188805c849275b8570934