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55号の村上宗隆「丈夫な体に生んでくれた両親に感謝したい」
プロ野球・ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が13日、巨人戦(神宮)の九回に大勢投手から今季55号となる3ランを左翼席に放った。シーズン55号はプロ野球史上5人目。1964年の王貞治(巨人)、2001年のローズ(近鉄)、02年のカブレラ(西武)が放った55本に並ぶ2位となった。村上選手の談話は次の通り。
【写真特集】プロ野球 ヤクルト・村上宗隆 55号本塁打
――55号を打ったときの感触は?
◆感触はバッチリでした。しっかり芯で捉えられたので、ホームラン、入ったかなと思いました。
――記録を更新して、王貞治さんらの55号に並んだ。
◆本当にすごく、光栄ですし、本当にうれしいこと。僕一人では達成できない記録。丈夫な体に生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかり感謝したい。
――一番、伝えたい人は。
◆そう言われるとやっぱり先に両親が出てくるが、野村克也さんには、王さんの記録に並び、破れと1年目(のキャンプで会った際)に言われていたので、野村克也さんにも報告したいと思います。
――6月から好調。つかんだものがあったのか。
◆いろいろ試行錯誤して、野球と向き合いましたし、しっかり自分の打撃と向き合いながら取り組んだので、その成果、結果として、こうしてたくさんホームランが打てている。しっかり自分と向き合えたことがすごく大きい。
――好調の時に「ボールが止まって見える」と言った選手もいる。そういう感覚はあったのか。
◆止まって見えるというか、しっかりタイミングをとれて、タイミングを合わせてボールを打ちにいけていることがすべてかなと思います。
――今年一番印象に残っているホームランは。
◆これからもっともっとホームランを自分の中でも打てると思いますし、終わった時に、振り返ってみて、このホームランはよかったなと考えたい。とにかく今はシーズンを完走して、優勝できるように頑張りたい。
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/e58fe6336cc5d4a911e1fefbcb8da25c6ec168aa