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スポーツクライミング・リードW杯 森秋彩が2大会連続優勝!
スポーツクライミング、リードのワールドカップがイギリスで行われ、女子は前の大会でワールドカップ初優勝を果たした18歳の森秋彩選手が2大会連続で優勝しました。
スポーツクライミングの「リード」は、壁を登った高さを競う種目で、パリオリンピックでは「ボルダリング」とあわせた2種目の総合成績で競う「複合」の中の1つとして実施されます。
今シーズンのワールドカップ第6戦は、11日、イギリス北部スコットランドのエディンバラで男女それぞれ8人で競う決勝が行われ、開始前には今月8日に死去したイギリスのエリザベス女王に黙とうがささげられました。
日本勢3人が進出した女子の決勝では森選手が、持ち味の柔軟性の高さを生かした軽快な登りで高度を上げていきました。
森選手は終盤の難しい体勢を強いられるポイントも指の力を生かして突破し、壁を最後まで登り切りました。
今シーズン、リードのワールドカップで4勝を挙げているスロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手も同じく完登しましたが、準決勝の成績が上位だった森選手が優勝となりました。
森選手は今シーズン、ワールドカップ初出場で初優勝を果たした今月3日のスロベニアでの第5戦に続き、2大会連続優勝となりました。
このほかの日本勢は、いずれも18歳の谷井菜月選手が4位、中川瑠選手が7位でした。
一方、男子は日本勢2人が決勝に進み、樋口純裕選手が5位、緒方良行選手が8位でした。
優勝はアメリカのジェシー・グルーパー選手でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220912/k10013813981000.html