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【バ韓国】 韓日協業アウトドア製品に「日本帝国海軍の色」使用→韓国企業の抗議で謝罪し全量廃棄
▲ヘリノックスとネイバーフッドがコラボした製品/写真=ネイバーフッド ホームページ
国内アウトドア用品ブランド、ヘリノックスが日本企業と共同で製作した製品に「日本帝国海軍」(IJN, Imperial Japanese Navy)の色が使われるとすぐに販売を中断して全量廃棄措置をとった。ヘリノックスは日本企業に抗議し、該当日本企業は販売中止とともに謝罪の意を示した。
31日、ヘリノックス(Helinox)などによると同社は前日、謝罪文と共に日本ブランド・ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)と協業した製品の販売中断と全量廃棄を決めた。これと共にネイバーフッドに日本市場でも製品の全量回収を希望する、という内容の書信を送ったと明らかにした。
2010年に設立されたヘリノックスは登山用スティックを始めアウトドア製品を販売した。特に軽量素材で作られた野外用椅子で大きな人気を博し、海外の多様なブランドと協業製品を出した。日本ネイバーフッドとも何年か前からアウトドア製品を協業して販売してきた。
しかし、来月から販売される2021年協業製品が公開されるとすぐに論議がおきた。協業製品に濃厚な灰色が使われ、日本ネイバーフッドが該当色が「IJN(Imperial Japanese Navy・日本帝国海軍)」の灰色だと紹介したのだ。このニュースが知られるとすぐに一部の消費者は日帝強制占領期間の日本帝国主義が連想されるとし、ヘリノックスに抗議した。
論議がおきるとすぐにヘリノックスのラ・ヨンファン代表は謝罪文を上げて「色名問題で心配をかけ非常に申し訳ない。経緯を離れて私たち皆が敏感な歴史認識問題で皆さんを不快にさせて申し訳ない気持ちだ」とした。引き続き「事態が発生するとすぐに役職員が緊急テレビ会議で対策を議論し、協業製品の全量廃棄を決めた。ネイバーフッド側に公式書信を発送した」と伝えた。
公式書信でラ代表は「我が社は今年のグレーカラーが日本帝国海軍のグレーカラーという事実は夢にも知らなかった。韓国と韓国民にとって36年間の日本帝国による植民地時期の傷が今も生々しい」と指摘した。これと共に「今でも日本帝国主義時代を直接象徴する何かを想起させるものは韓国の人々にはタブーであり、これ以上の無礼はないだろう。残念と抗議の意思を表わす」と付け加えた。
これと共に日本市場で(製品を)回収するよう強力に希望すると明らかにした。
▲ネイバーフッド代表、滝沢伸介名義の書簡/写真=ヘリノックス公式ブログ
抗議書信を受けた日本ネイバーフッド側は一日を越えないうちに謝罪の意を入れた公式書簡をヘリノックス側に送ってきた。ネイバーフッドは「適切でない表現で不快感と不信感を差し上げることになったことを心から謝る」とした。
ネイバーフッドは「このような事態を招いたことを深く反省し悔いている」として「該当表現は直ちに削除した」と伝えた。
合わせて今回の協業製品は韓国はもちろん日本市場でも販売しないことにした。
ヘリノックスは「書簡交換が今回の事態の完全な解決だとは考えない。今後も協業の当初の趣旨とおり、肯定的な価値を作り出す」とした。
消費者は今回のヘリノックスは対処が早く適切な決断だったと概め評価した。しかし、一部では同様の問題が発生する危険の負担を抱えて日本製品と協業しなければならないのかと疑問を提起した。
ヘリノックス製品を使うキム某氏(31)は「初めからこうしたことが発生しなければ良いが、発生後、会社の対処は早かったようだ。再発しない方法を探したら良い」と話した。
イム・ソヨン記者、オ・ジンヨン記者
マネートゥデイ(韓国語)
https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2021033114063264950