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【速報】スエズ運河、人的ミス、刑事責任でエバーグリーン乗組員のインド人ら逮捕の可能性 英保険会社は保険処理を表明
組合関係者は、先週の火曜日にエジプトの重要な水路を横切って立ち往生した22万トンのEver Given号の25人のインド人乗組員が、スエズ運河庁からの監視の目にさらされることを恐れており、調査が完了するまで労働者はすぐに軟禁されるかもしれないと主張している。
ある専門家がインドのメディアに語ったところによると、捜査当局は、閉塞に至るまでの船員たちの会話の録音を聞くだろうとのことです。
また、エバーギブン号に乗船していた2人のエジプト人パイロットにも質問を行い、運河の責任者は「ヒューマンエラー」の可能性を検討するという。
しかし、インド政府とインドの船員団体は、6日間の閉塞により、毎日推定65億ポンドの世界貿易が妨げられたとして、乗組員が過失による刑事責任を問われ、実刑判決を受ける可能性があると懸念している。
船員がスケープゴートにされる危険性は明らかにある」と海運業界のある幹部は『タイムズ・オブ・インディア』紙に語った。
一方、インド国家海運委員会(NSB)のメンバーであるサンジェイ・パラシャール船長は、「まず、巨大船がどのようにして座礁したのかを確認しなければならないと言う。
船の航海データレコーダーの会話を調べたり聞いたりして事実を確認し、事故の原因を理解することができる」と述べた。
日本の船主は調査に参加するとしているが、船が高速であったとされることを含め事故原因の可能性については言及を避けている。
英紙デイリーメール 2021/3/31 ソース英語 “インド人乗組員が逮捕される?当局が調査中”
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9420895/Indian-crew-Given-face-ARREST-Egyptian-authorities-probe-crash-Suez-Canal.html
NEWS18 インド版 スエズ運河で立ち往生している船のインド人乗組員は法的責任に直面する可能性があります
https://www.news18.com/news/india/danger-they-will-be-scapegoats-indian-crew-of-ship-stuck-in-suez-canal-may-face-legal-charges-3587387.html
スエズ運河に着陸したコンテナ船「エバーグリーン」は、英国保護補償クラブ(第三者)の責任によって保険がかけられていることを確認しました。
引き揚げ作業を成功させたスエズ運河庁とSMIT Salvageのチームに感謝します。
初期調査の結果、本船はオランダのロッテルダムに向けて運河を北上中(運河水先案内人2名が乗船)に強風のために座礁したものと理解しています。
乗組員は全員無事で、汚染や貨物の損傷の報告はありません。
英国クラブは、「エバーグリーン」の船主に対し、このような事故から発生する可能性のある第三者の責任(例えば、インフラに生じた損害や妨害行為に対する請求など)について保険をかけました。
なお、船舶とその貨物には別途保険がかけられます。 UKクラブは、機密扱いの保険や潜在的なクレームの詳細についてコメントすることはできませんが、すべての有効なクレームは、船舶所有者、UKクラブおよびその法律顧問によって、いずれ検討されることになります。UKクラブはすべての関係者と引き続き協力していきます。
2021/3/29
https://www.ukpandi.com/news-and-resources/press-release-articles/2021/ever-given-grounding-in-suez-canal/
※なお、UKP&Iクラブはロイズで再保険を掛けている