【侍女子】NPB女子チームの3ショットが実現…W杯7連覇へマドンナジャパンがトライアウト

【侍女子】NPB女子チームの3ショットが実現…W杯7連覇へマドンナジャパンがトライアウト

【侍女子】NPB女子チームの3ショットが実現…W杯7連覇へマドンナジャパンがトライアウト

1

 侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」が10日、埼玉県内で新チームのトライアウトを開催。W杯の予選を兼ねる第3回BFA女子野球アジア杯(開催日程未定)出場に向け、事前に選抜された40人が参加した。

 マドンナジャパンは、2年に1度行われていたWBSC(世界野球ソフトボール連盟)女子野球W杯に6連覇中。しかし20年に予定されていた第9回大会は新型コロナの影響で延期(その後中止)され、20年暮れに一度結成されたチームは1試合も行わないまま解散した。開催間隔が見直されて次回のW杯開催は24年の予定だが、同時にアジア杯がW杯予選を兼ねることになったため、これまで高校生で戦っていたアジア杯を今回からフルメンバーで編成することになった。

 この日、選手は各チームのユニホーム姿で体力測定やシートノックを行った。中島梨沙監督は、選手に堅さがみられたと明かしつつ「ようやく再スタートが切れたなという思い。今日は思い通りにプレーできた選手は少なかったと思うんですけれど、世界一を取りにいくチームというのを作る上で必要な選手を見極めていきたい」と語った。

 NPB傘下のチームからは西武ライオンズレディースが7人、阪神タイガースWomenが8人、来季から本格始動する巨人女子チームは、金満梨々那1人が参加した。先行メンバー4人で今季は別のクラブチームから試合に出場している巨人女子は、練習やイベント以外でジャイアンツのユニホームを披露することがなかったため、初めて西武、阪神、巨人の「3ショット」が実現。注目を浴びて、帽子のメーカーなど質問を受けたという金満は「かっこいいと言われました。今日は(高校時代の17年アジア杯以来の代表合宿で)正直緊張していましたが、明日はこのユニホームで恥じないプレーをしたい」と語った。

 2010年の第4回大会からW杯に出場している里綾実は、シート打撃でも打者6人を無安打に抑えた。「投げることに不安がないですが、キャッチャーが変わったことがあるので配球が新鮮で楽しめました。今は大会があるか決まっていないので、『来た』という実感はないです」と、平常心で6回目のW杯を狙う。

 合宿は11日まで行われる。



続きを読む

続きを見る(外部サイト)

スポーツカテゴリの最新記事