ウクライナ代表、10月に日本招待　ビーチサッカー国際親善試合

日本サッカー協会は7日、ビーチサッカー日本代表が10月1、2日にウクライナ代表と兵庫県明石市の大蔵海岸公園で国際親善試合を行うと発表した。入場無料。

ロシアの侵攻を受けたウクライナに対するサポートを模索してきた日本協会がウクライナ協会に呼び掛けた。選手ら19人の渡航費や宿泊費は日本協会が負担する。滞在中、サッカーのフル代表の親善試合やユース年代の合宿なども含め、今後の支援策を両協会で協議する。

田嶋幸三会長は、4月にあった国際サッカー連盟（FIFA）の会議にウクライナ協会の会長が防弾チョッキを着てオンラインで参加していたことを明かし、「サッカーをやる環境がなく、強化、支援する財政的なサポートも足りないというのがウクライナの現実。日本協会としてウクライナの選手たちをサポートしていく最初の動きになる」と話した。【細谷拓海】