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今日9月10日は『中秋の名月』
旧暦8月15日~16日の夜(八月十五夜)の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ぶ。
古くから月見をして美しい月を愛でる慣習がある。日付は「秋分」(9月23日頃)の前後半月の期間(1ヵ月間)の中で変動する。
十五夜の日は満月の日に近い日ではあるが、必ずしも両者は一致するものではなく、むしろ異なる場合の方が多い。その差は最大で2日である。
中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。
「望(ぼう・もち)」は満月を指す。また、俳諧では旧暦8月14日~15日の夜を「待宵(まつよい)」、16日~17日の夜を「十六夜(いざよい)」と称して名月の前後の月を愛でる。
また、旧暦8月15日は、日本の六曜で必ず仏滅になることから、俗に「仏滅名月」とも呼ばれる。
英語圏では同時期の満月を表す表現として「Harvest Moon」や「Hunter’s Moon」がある。
「中秋の名月」の日付は以下の通り。
2016年9月15日(木)
2017年10月4日(水)
2018年9月24日(月)
2019年9月13日(金)
2020年10月1日(木)
2021年9月21日(火)
2022年9月10日(土)
「中秋の名月」に由来する記念日には「すっぽんの日」「月見酒の日」がある。
また、旧暦9月13日~14日の夜は「十三夜(じゅうさんや)」と呼ばれ、中秋の名月に次いで月が美しいとされる。