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阪神 佐藤輝明に猛ゲキ!66打席ノーアーチに「高校野球トーナメント戦の気持ちで」井上ヘッド
阪神井上一樹ヘッドコーチ(51)が、佐藤輝明に猛ゲキを飛ばした。8月20日巨人戦(東京ドーム)で18号2ランを放って以来15試合、66打席ノーアーチが続いている。「(昨年の)ルーキーの時に24本かな。『昨年に届かないのはちょっと恥ずかしいでしょ』、『お前、20本も届かず終わっていいの』とプレッシャーをかけながら。高校野球のトーナメント戦くらいの気持ちでやれよ、と言おうと思う。最後に見せてほしい」と奮起を促した。
2年目の今季も夏場以降に数字が上がらず、6日ヤクルト戦からは6番に降格した。チームでただひとり全129試合スタメン出場を続け、4番にも108試合座った。この日のオフは打ち込むこともできたが井上ヘッドは「レギュラー陣は休ませようかなと。甘やかしではなく、パフォーマンスを出すために」と、疲労回復を優先させたと説明した。
新人から2年連続20本塁打は球団では69、70年の田淵しかいない。対DeNAはカード別最多の6本塁打を放つ。チームは2勝9敗と苦戦する横浜スタジアムでも球場別トップの打率3割3分3厘と打っているだけに、この2連戦は一気に大台に乗せるチャンスだ。【石橋隆雄】