ウクライナ東部のドンバス地域「再建」にロシアが北朝鮮労働者を投入 「勤勉で生産性高い」

ウクライナ東部のドンバス地域「再建」にロシアが北朝鮮労働者を投入 「勤勉で生産性高い」

ウクライナ東部のドンバス地域「再建」にロシアが北朝鮮労働者を投入 「勤勉で生産性高い」

1: きつねうどん ★ 2022/09/07(水) 00:46:50.41 ID:CAP_USER
no title

ウクライナ東部ドネツク州の前線で発砲するウクライナ兵=3日、AP

 ウクライナ侵攻を続けるロシアが、東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)で占拠した地域のインフラなどの「再建」に、北朝鮮労働者を活用する方針が明らかになった。国連安保理の制裁下にある北朝鮮と、欧米との対立を深めるロシアの思惑が一致した格好。領土の占領、荒廃に苦しむウクライナや、欧米諸国の強い反発を招くのは必至だ。(ヨーロッパ総局、ソウル・木下大資)

【関連記事】ウクライナ侵攻の目標は東部と南部の支配 ロシア軍が表明 モルドバ侵攻も示唆

 ロシアのフスヌリン副首相によると、既に北朝鮮に対して労働者派遣を要請済みという。「北朝鮮人は勤勉で生産性が高い」とタス通信などに説明し、早期の労働者受け入れに期待した。2017年に採択された国連安保理の対北制裁決議で各国の北労働者受け入れは制限されているが、ドンバスの親ロ派自称共和国は「国連に加盟していないため問題ない」(ロシア外務省)との立場だ。

no title

 韓国の統一研究院の趙漢凡チョハンボム研究委員は「ロシアはドンバス再建に提供できる人員の余裕がなく、北朝鮮が労働者を派遣して見返りにドンバスの食糧などが提供されれば、(双方にとり)理想的な協力関係になるだろう」と指摘する。ドンバスは鉄鋼品など建設資材の産地としても知られる。

 国連安保理が対北制裁を発動する前、北朝鮮は海外に5万~10万人の労働者を派遣して年10億ドル(約1400億円)前後を本国へ送金していたとみられ、仮にドンバス地域へ10万人を派遣すれば「単純計算で年15億~20億ドルを得られる。北朝鮮としては出口を見つけた形になる」。米韓などが北朝鮮抑止のために同盟関係を強化する中、対ロシア関係を強化することで「兵器の現代化を進める軍事協力まで至る可能性もある」と分析した。

 ロシアは侵攻直前の2月、ドネツク、ルガンスクの二つの自称「共和国」の独立を承認。北朝鮮も7月に追随して「二共和国」の承認に踏み切った。ドネツク州の約半分は現在もウクライナの支配領域のまま。

東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200474


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事