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V逸決定も日本ハム・新庄ビッグボス続投は決定的 2年目へ担当記者が見た「収穫」と「課題」
日刊スポーツ
ベンチで新庄監督(中央)は古川裕に声をかける(撮影・佐藤翔太)
<楽天5-4日本ハム>◇3日◇楽天生命パーク
BIGBOSS体制1年目の日本ハムは、12球団最速でリーグ優勝の可能性が消滅した。
【写真】メンバー表交換で「面白メガネ」をつけて登場する新庄監督
新庄剛志監督(50)は昨秋の就任会見で「優勝なんか一切、目指しません」と宣言。「トライアウト」と位置付けた今季は支配下69選手のうち、故障者と高卒新人投手を除いて12球団最多の64選手を1軍で起用した。先入観を排除した“BIGBOSS野球”で得た収穫と課題を日本ハム担当が分析。続投が決定的な新球場元年となる来季へつなげたい。
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6年連続のV逸が決まった日本ハムだが、1年契約の新庄監督の来季続投は決定的だ。球団は来年3月、北海道北広島市に新たな本拠地となる新球場「エスコンフィールド北海道」の開場を控える。球団幹部は「こちらは昨年の段階で、新球場の開場を見越して監督を依頼している」としており、選択権は新庄監督に委ねられている状況。同監督は「(選手を)成功させたい。成長させて(監督を)卒業したい」など、これまでに何度も監督2年目への意欲を示しており、続投へ支障はない。チームは開幕直後から最下位に沈んできたが、球団幹部は選手の起用法など「見ていて勉強になる部分が多い」と評価しており、シーズン終了後にも正式契約を結ぶとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c25fa22258d6c03ea3b68fbdde71575ea9aca060