あわせて読みたい
【韓国】日本言論、「韓国は “日本の軍国主義” を非難しながら自国は軍事大国化を追求」
┃「韓国、日本の軍備拡張を非難しながら “兵器ビジネス” に歓呼」
▲ 日章旗に敬礼する日本の安倍晋三総理。
_______________________________________________________
日本の再武装および軍備強化の動向に強く反発する韓国が、自国は軍事大国化をはかる二律背反的な行動を見せているとし、日本の右翼ジャーナリストがコラムを通じて非難した。
捕手右翼志向である産経新聞の黒田勝弘ソウル駐在客員論説委員は2日、『日本周辺は、みんな “軍事大国” 』という見出しのコラムを通じてこのような主張をした。
ソウル特派員を30年以上勤める黒田委員は 、「韓国の経済発展は日本の敗戦後、韓国に渡した企業資産おかげ」と言うなど、何度も『妄言』の前科を持つ人物だ。
彼は、陸海空自衛隊の存在を憲法に明記して名実共に『軍隊』に規定するという、日本の改憲の動きに対する韓国国内の懸念を批判した。
「韓国は日本に対し、ことあるごとに “軍事大国化” とか “ミリタリズムの復活” と言って非難をしてきた。これはいわゆる “反日言説” の定番となった。去る参議院選挙で自民党(政権与党)など改憲推進勢力が圧勝した際も、韓国メディアは日本の野党勢力と同じように “戦争する日本へ!” と言いながら日本に対する “軍国主義妄想” を書き立てた」。
▲ 産経新聞・黒田勝弘 ソウル支局長。
彼は、『旭日旗問題』も韓国国内の独特の反日ムードを示している事例として改めて言及した。
「浮世離れした韓国の “旭日旗アレルギー”もそうだ。旭日旗は海上自衛隊の自衛艦旗に使われ、世界各国で何も問題になっていないのに、韓国だけが “戦犯旗” などという新造語まで作って非難を続けている」。
日本を攻撃する韓国が、自国は軍費拡張や武器輸出を積極的に推進し、世論の支持を得ていると主張した。「日本に対しては軍事大国・軍国主義の警戒論を語り、自国は軍事大国化に熱を上げている」と述べた。
「日本社会には武器製造・輸出で金儲けをすることは、戦争を誘発する非人道的な “悪のビジネス” という認識があり、武器輸出に “3原則” の制限が存在するなど国家次元の規制が厳しい」。
黒田委員は、「韓国には日本のような “武器アレルギー” が全く感じられない」と言いながら、「北朝鮮と軍事的に対峙していて、国民皆兵制なので皆が武器に慣れているのが背景だと考えられるが、韓国は武器の海外輸出の話で盛り上がり、日本に対する “反日妄想” が空しく感じられる」と主張した。
▲ 現代ロテムは、ポーランド軍備庁とK2戦車に関する基本契約を締結した。
「韓国は最近、ポーランドに(戦車980台、自走砲648門、軽攻撃機48台など総額25兆ウォン規模の)大型兵器輸出を成功させた。これを韓国メディアは歓迎一色で伝えている。韓国の新聞は “武器輸出額が世界5位に近い” と自賛し、海外メディアも “韓国、武器輸出のメジャーリーグ入り” と表現した」。
黒田委員は、「来年度の韓国の国防予算は、総額で日本を超えるようだ。人口対比で考えると日本の2倍以上、しかも軍備開発予算は世界2位で日本の3倍という分析もある」とし、「民官が一つになって “武器ビジネスを国策事業に” というスローガンを叫んでいる」と主張した。
続けて、「韓国の状況がこうなのに、日本に改憲の主張があるからといって、これを軍事大国化、軍国主義の復活などと非難する理由はないだろう」と述べた。
彼は、「中国、ロシア、北朝鮮に韓国も追加して、日本の周辺はみんな “軍事大国” で埋め尽くされている。このよう状況で、日本にだけ “今後も非軍事的な状態でいろ” というのは無理だ」と主張した。
ソウル新聞(韓国語)
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20220902500041