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「アジャストする能力を明らかに発揮している」 カブス・鈴木誠也「来季はオールスター級の活躍が期待できる」と米メディア
鈴木誠也外野手(28)を擁するカブスは1日(日本時間2日)、試合がなかった。米スポーツサイトのブリーチャーネーションは「何はともあれ、鈴木誠也はアジャストする能力を明らかに発揮している」と題して特集。「三振率」と、セイバーメトリクスの評価指数「wRC+(リーグ平均を100で算出した得点創出力)」に注目した。
三振率は1日時点で15%。シーズンを通すと2度の大きな波があった。開幕20試合までは25%前後を推移してから急上昇し、出場35試合目は36%。だが、5月末の左手薬指捻挫から7月に復帰して以降は右肩下がりで、55試合目に14%を記録。そこから再び上昇カーブを描いて77試合目に28%となった後、再び急降下して現在の15%に至る。
1日時点で「146」のwRC+も、三振率と明確にリンクしている。開幕10試合目で「277」をたたき出してから降下し、出場35試合目は「35」。そこから上昇に転じ、出場55試合目は「195」。ここから再降下して77試合目に「38」となった後、現在は「146」まで持ち直した。
同サイトは「シーズンを通すと2度のスランプがあったが、明らかに2度目の谷は、その深さも期間の長さも1度目より改善されている。これは大リーグにアジャストし直す本来の能力を示しているだけでなく、2度目はより素早く、効果的にアジャストする方法を深く理解しているということだ」とした。
現在はシーズン3度目の好調期を迎え、直近22試合は打率・296、出塁率・380、2本塁打、8打点。同サイトは「まだシーズンは多くの試合が残っている(31試合)が、最後の9月を現在の調子で終えられれば、来季はオールスター級の活躍が期待できるという自信を持ってオフに臨める」と締めた。(写真はAP)
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e4f031821252079df2f1341bd794f1bde8f167d
鈴木誠也(AP)
https://i.imgur.com/XLmWaLW.jpg