あわせて読みたい
大阪・高槻女性殺害 自殺図った容疑者が死亡 真相究明困難に
大阪・高槻女性殺害 自殺図った容疑者が死亡 真相究明困難に
-
大阪府高槻市の会社員高井直子さん(当時54歳)が昨年7月、自宅の浴槽で溺死した事件で、勾留先の府警福島署の留置場で自殺を図り、意識不明の重体だった養子の無職高井凜容疑者(28)が1日夜、入院先の病院で死亡した。府警への取材でわかった。
府警によると、1日午前7時頃、大阪市福島区の府警福島署3階の留置場で、高井容疑者がひものようなものを金網にかけて首をつっているのを、巡回中の署員が見つけた。心肺停止の状態で近くの病院に搬送され、意識不明の重体が続いていた。
高井容疑者は昨年2月に直子さんと養子縁組を結び、養子となった。総額1億5000万円の生命保険金の受取人になっていたほか、直子さんの死後には預貯金など約1億円を相続していた。
府警は今年8月、直子さんを浴槽に沈めて殺害し、保険金をだまし取ろうとしたとして殺人や詐欺未遂などの疑いで再逮捕した。高井容疑者は調べに黙秘を続けていた。
【日時】2022年09月01日 22:56
【ソース】読売新聞オンライン