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1: 風吹けば名無し 2022/09/01(木) 11:57:39.95 ID:ivikdKm7dEQ
昨年のキャンプ中には新人の伊藤将司と佐藤蓮に公開説教を行ったことが話題になった。
「『(藤川)球児さんがいなくなったので、自分が嫌われ役になる』なんて言ってましたが、わざわざ報道陣がいるところで見せつけることじゃない」(前出のOB)
まず、直言で申し訳ないが、プロ意識が低い選手が中にはいる。
逆転負けを首脳陣の継投ミスだと公然と批判する某投手。出番が少なくなると「信頼されてない。早くシーズンが終わって欲しい」と責任転嫁する某野手。周囲に好影響を与えるはずがない。そんな場面を目にするたび、寂しい気持ちになったものだ。
それでも、近年ドラフトで実力者が加入。チームに刺激を与え、いい風が吹いてきた。長年低迷する理由を全員がとことん考え、一枚岩となれば、トンネルは必ず抜け出せる。もっと魅力ある球団になってもらいたいと、切に願う。
歯に衣(きぬ)着せぬ物言いが印象的だった。17年4月、シーズン初登板に8回途中2失点で降板。好投もリリーフ陣が打たれてチーム開幕3連敗を喫した試合後、
大勢の担当記者に囲まれながらベンチの継投ミスを次々と指摘した。それは10分近く続いただろうか。そのまま書けば「首脳陣批判」ともできる。コメントに耳を傾けながら、
どう扱えばいいか眉をひそめていた。すると最後に「これは書かないで」と言い残して球場を去っていた。
異例の直言は、裏を返せばそれだけ勝負への思いが人一倍ということなのだろう。責任感は強いと言えそうだ。
先発マウンドにいったん上がれば降りることを極端に嫌う。ここ6シーズンのうち規定投球回は5度到達。結果的にブルペン陣の負担を減らしてきた。
(中略)
周囲に聞くところによると、はっきりした物言いで他者と距離が生まれるケースもあったようだ。それでも面倒見のいい一面があり、
「後輩へのプレゼントが好き」と年下の選手に成績のハードルを設けながらバッグや時計を贈っていた。オリックス時代と比べ、
一挙手一投足が注目されるチームに入った。その中で力を発揮できるか注目していきたい。【15~17年オリックス担当 大池和幸】