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バドミントン・ジャパンOP 桃田賢斗 今季5度目の初戦敗退…「どこかリズムが合わず」
デイリースポーツ
桃田賢斗 また初戦敗退、今季5度目「どこかリズムが合わず」ジャパンOPも復活できず
「バドミントン・ダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン」(31日、丸善インテックアリーナ大阪)
男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク2位の桃田賢斗(27)=NTT東日本=が、同38位のドゥイ・ワルドヨ(24)=インドネシア=に0-2(15-21、20-22)で敗れた。桃田が初戦で姿を消すのは、国際大会では今年5度目(出場9大会)となった。
日本初開催となった前週の世界選手権に続き、日本のエースは大阪でも復活を見せることができなかった。桃田は初戦で、今年4月のアジア選手権で敗れている24歳のワルドヨにまたも苦杯。第1ゲームは序盤からリードされて追いつけないまま落とすと、第2ゲームは僅差のリードを保って推移していたが、20-17からまさかの5連続失点を許して力尽きた。
試合後は「世界選手権の敗因を、自分なりに考えてプレーしていたつもりだったんですけど、やっぱり、1ゲームとられて、リードされている展開で。自分の中では盛り返せている気持ちもあったけど、どこかリズムが合わず。最後完全に自分の流れだったけど、ファイナルゲームに持っていけなかった」と反省。「基本プレーしているときは孤独な感じなんですけど、最近は本当に自分の気持ちをコントロールするのが難しいなという状況」と明かした。
今後の改善点については「気持ちですね」と桃田。「自分は練習からちょっとずつ積み上げて、本番で自信を持ってプレーするタイプなので。しっかり練習できるように取り組みたい」と話した。
桃田は21年11月から国際大会での優勝から遠ざかっている。復活を期した日本での世界選手権でも2回戦で敗退し、「ラケットを振り切れなかった。ミスを恐れて縮こまってしまったのが敗因」と肩を落とした。
19年は国際大会11勝と無類の強さを誇ったが、20年にマレーシアで交通事故に巻き込まれ右目眼窩(がんか)底を骨折。手術を経て復帰したものの、昨夏の東京五輪では1次リーグ敗退。21年11月には121週維持した世界ランキング1位から陥落するなど、もどかしい日々が続いている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/021fa22f3c8c02fc99a90041d3ca45985a2b52d3