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【北朝鮮】「衛星写真で北朝鮮核実験場に一部洪水被害…4番坑道の工事中断」
米戦略国際問題研究所(CSIS))の北朝鮮専門サイト「ビヨンド・パラレル(Beyond Parallel)」は29日(現地時間)、衛星写真(24日撮影)を分析した結果、このように確認されたと明らかにした。
報告書は、北朝鮮の7回目の核実験場所と予想される豊渓里3番坑道の場合、追加の動きが確認されていないとし、「これは米国・韓国政府が北朝鮮の核実験準備が終わったと分析する状況で、予想できなかったことではない」と指摘した。また、復旧再開の動きが感知されてきた4番坑道でも追加の復旧作業の動きは観察されなかった。
報告書は「最近の豪雨で復旧工事が一時的に中断したようだ」とし「この2カ月間の多くの雨の影響で、施設に接近可能な唯一の進入路で一部の洪水被害が感知された」と説明した。続いて「4番坑道の工事の目的は北の核実験能力の拡張でもあるが、北朝鮮が偽装のために不必要な工事をしているという主張も提起されている点を再確認する」と伝えた。
指揮本部の周辺にも洪水被害が確認された。報告書は「本部と支援施設をつなぐ唯一の連結路に新たなう回路が追加された」とし「本来の道路に洪水および台風の被害をあったことが疑われる」と分析した。
韓国・米国政府は北朝鮮が7回目の核実験の準備を完了し、事実上、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の決定だけが残った状態だと主張してきた。
李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防長官は国会の国防委員会に出席し、「豊渓里核実験場の3番坑道は核実験が可能な状態であり、特異な動向はまだ識別されていない」と述べた。
中央日報日本語版 2022.08.30 09:18
https://s.japanese.joins.com/jarticle/294940