あわせて読みたい
ヤクルト・村上、今度の壁は破れず!連続打席出塁は14、連続打数安打は9でストップ
2022年8月30日 18:05
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/08/30/kiji/20220830s00001173319000c.html
ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(22)が30日、巨人戦(京セラD)に「4番・三塁」で先発出場。初回の第1打席で相手エース菅野智之投手(32)の前に捕邪飛に終わり、プロ野球記録達成をあと一歩のところで逃した。
1番・塩見、2番・キブレハンが連続で空振り三振に倒れた後、3番・山田が四球で出塁。2死一塁で入った第1打席だった。菅野が投じた初球は内角高め、今季自己最速タイの152キロ直球。見逃せばボールかもしれない1球を叩くと、打球は前には飛ばず。巨人の捕手・大城がバックネット前のファウルゾーンでキャッチし、村上の記録があっけなく止まった。
村上は28日まで敵地・横浜で行われた2位DeNAとの直接対決3連戦で11打数9安打の打率・818、4本塁打、9打点という驚異的な数字を残し、同一カード3連勝にチームをけん引。7月4日の最大17・5ゲーム差から4ゲーム差まで最接近されていたDeNAを再び7ゲーム差に突き放す原動力となった。
その3連戦で26日の第3打席から28日の第5打席まで14打席連続出塁&9打数連続安打と数字を継続。プロ野球記録は連続打席出塁が2013年広瀬純(広島)の15、連続打数安打は1991年R・J・レイノルズ(大洋)と2003年高橋由伸(巨人)の11で、村上はこの日の巨人戦で2つのプロ野球記録に挑むことになっていたが、菅野に阻止された。菅野VS村上の対戦成績は試合前まで今季・143(7打数1安打)で通算打率も・229(35打数8安打)とこれまで本塁打ゼロ。30打数以上対戦して村上に本塁打を打たれていないのは菅野だけで、巨人のエースがその貫禄をまたも見せつける形となった。
なお、28日には3点差を追いつかれた直後の7回に勝ち越し&決勝の49号ソロ。日本人では2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりで、1964年王貞治(巨人)の24歳3カ月を抜いて史上最年少(22歳6カ月)での達成となるシーズン50本塁打にも王手をかけている。連続打席出塁は14で、連続打数安打は9でストップしたが、今度はこちらの大記録に期待がかかる。
【村上宗隆の14打席連続出塁&9打数連続安打】
8月26日 DeNA戦 投ゴ、三振、右本、右本、四球
8月27日 DeNA戦 右安、四球、右安、右安、右安、右中本
8月28日 DeNA戦 四球、四球、四球、右中本、中前打
8月30日 巨人戦 捕邪飛