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DeNA・牧の本塁打パフォーマンスに球団OBの高木豊氏が苦言「不愉快に思ったファンたくさんいると思うよ」
J-CASTニュース
プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムで活躍した野球解説者の高木豊氏(63)が2022年8月29日にユーチューブチャンネルを更新。26日から横浜スタジアムで行われたDeNA対ヤクルト3連戦を振り返り、牧秀悟選手(24)の本塁打パフォーマンスに苦言を呈した。
【動画】高木氏が苦言を呈したパフォーマンス
■「ヤクルトは青木とかがそういうのを戒める」
首位攻防戦は首位ヤクルトが第1戦を6-3で勝利し続く第2戦は16-4で大勝。接戦となった第3戦は、4-4の同点で迎えた7回にヤクルト主砲・村上宗隆選手(22)に1発が飛び出し、これが決勝点となりヤクルトが3連勝。2位DeNAとの差は7ゲームに広がった。
3連戦を振り返りながら苦言を呈したのは、第2戦DeNA攻撃の場面だ。
8点ビハインドで迎えた6回、1死走者なしから4番・牧がレフトスタンドに特大アーチを放った。主砲の1発にベンチは沸き返りチームメイトの祝福を受けた牧はテレビカメラに向かって右拳を胸に当てる恒例のパフォーマンスを披露。続く宮崎敏郎選手(33)もレフトスタンドに叩き込み6点差とした。
牧のパフォーマンスに対して高木氏は試合状況を考慮した上で私見を述べた。
高木氏は「あれだけボロカスに負けている中で牧と宮崎が意地を見せてホームランを打ってくれる。ファンのために打ってくれた。その時にこういうポーズ(右拳を胸に当てる)っているかって俺は一瞬思った」と疑問を投げかけた。
さらに「ああいうところは多分ヤクルトは青木(宣親)とかがそういうのを戒めると思う。DeNAは誰が戒めるかというと桑原(将志)なんかは年が上の方だから『それはちょっとやめろ』と。不愉快に思ったDeNAファンはたくさんいると思うよ」と続け持論を展開した。
「やる時、場所、ゲーム展開。少しは考えてほしい」
「打ったから喜んでよって喜べないから、勝たないと。そこら辺もファンの気持ち。ファンがどういう気持ちで見ているかところも分かってほしい。DeNAのプレイヤーに。喜ぶことがあってもいい。勝ってるときとか。でもあれだけの点差で負けててあれはなかったと個人的には思う」
第2戦はDeNAが初回に1点を先制するも3回に3点を失い5回までに大量9失点。6回に牧、宮崎の1発で2点を返したが直後の7回に5点を失い8回には2失点。ヤクルト打線に計7本の本塁打を浴び23安打16点を許しての完敗だった。
高木氏はパフォーマンスについて「やるなとは言わない。やる時、場所、ゲーム展開。少しは考えてほしい。やらなきゃいけないという決まりじゃないんだから」と諭すように語り、「まだまだ成長出来るチームだし完成系じゃない。(3連戦は)いろいろ勉強になったと思うから素直に受け入れてほしい。ヤクルトみたいに経験値を上げていったら本当に強いチームになる」と期待を寄せた。
首位攻防戦3連敗のDeNAは30日からホーム横浜スタジアムでリーグ最下位の中日との3連戦を控える。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6efe8452d9a1d853effda6587f4c189616a5401