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レッドソックス・沢村拓一が事実上の戦力外通告「色々な思いはありますが…」 米2年間で104登板
レッドソックスの沢村拓一投手(34)が28日(日本時間29日)、本拠地・レイズ戦後に事実上の戦力外通告(DFA)を受けた。40人枠から外れ、ウェーバーに掛けられることになった。本拠地でのレイズ戦後、コーラ監督に呼ばれ、DFAを通告された。レ軍入団2年目。相互オプションの来季を残し、契約最終年を残り35試合で、2年連続50試合登板に王手をかけた中での、非情宣告となった。
この日は、3―5で2点ビハインドの6回から2番手で救援登板。1回を投げて4安打を浴び、メジャー自己ワーストタイの3失点を喫し、防御率は3・73となった。1死走者なしから、シリの打ち取った当たりを一塁手・コルデロが深追い。右翼手・バードゥゴと接触し、打球は右前にポトリ。不運にも右前安打となった。続くディアスの左前打で一、三塁とされ、マーゴーの左犠飛で1失点。四球と適時打などで更に失点を重ね、3―8とリードを5点に広げられた。2死満塁からウォールズを空振り三振に打ち取ると、沢村は厳しい表情でベンチに戻った。
試合後のコーラ監督は「あの(シリの)右前安打は、野手がアウトにしなければならないプレー。あれを捕っていれば、2アウト。また違う結果になったかもしれない」と語ったが、その数分後には、ミネソタへの遠征支度を進めていた沢村を監督室に呼んだ。
「色々な思いはありますが、今ここで言っても仕方ない。お世話になった人に挨拶しなきゃいけない」と沢村。バスの出発時刻まで、ロッカー整理と挨拶に追われた。
沢村は、昨年レ軍に入団。今季はここまで49試合に登板し、1勝1敗、3ホールド、防御率3・73。メジャー2年間では104試合に登板して6勝2敗だった。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54f74ea12030a37b4cfb8ef5710cfce9e89c648