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ロッテ・小島和哉12勝、山口航輝30本塁打…全力でポジティブ妄想してみた
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あと一歩、ほんのわずかな差でパ・リーグ制覇を逃した2021年から一転。今年は頂点を目指すどころか、海底に沈没しそうな非常に歯がゆいシーズンを送っているマリーンズ。経験の浅い若手が多いチームだと、悪い流れを跳ね返すのがこうも難しいものかと日々痛感させられています。
でも若手が多いということは、どちらかというとメリットのほうが多いはず。他球団の監督ですが、日本ハムの新庄ビッグボスが確かこんなようなことを言っていました。「プロになった時点で全員野球がうまい。あとはきっかけを掴めばスターになれる」と。これには同意しかありません。
中略
今年のマリーンズの試合を見ているとネガティブな気持ちになってしまいがちですが、たまには全力でポジティブな妄想をしてみようじゃありませんか!
■援護があれば2桁勝利できそうな投手ばかり
まずは投手陣から妄想してみましょう。
でもどう考えても投手陣には希望しかありませんよ。だって投手陣が波に乗り切れていないのは、全体的に打線の援護に恵まれず、1点も取られまいと窮屈なピッチングを強いられていたから。打線の援護が期待できれば、水を得た魚のように躍動してもおかしくない投手ばかりじゃないですか!
その最たる例が小島和哉。8月25日現在で防御率は2点台をキープし、18先発で12QSを達成しながらも勝敗はなんと2勝9敗。どう考えたって異常です。正当な援護があれば勝敗が逆になってもおかしくないですし、少なく見積もっても12勝はできるでしょう。
怪我明けの選手も復活待ったなしです。種市篤暉はエース級の活躍で15勝、岩下大輝だって10勝は十分期待できるはず。
そして着実にステップアップしている令和の怪物・佐々木朗希もいよいよ15勝以上で最多勝も狙えるでしょうし、成長著しい森遼大朗、佐藤奨真、本前郁也、来年あたり出てきそうな予感の中森俊介など、プロスペクトたちで合計20勝はいけるんじゃないでしょうか。
イニングイーターの石川歩、美馬学、ロメロ、二木康太あたりも援護があれば合計で30~40勝は堅いはず。今季不振だった佐々木千隼も持ち前の勝ち運が発動すれば中継ぎでの10勝も狙えるし、“逆転のロッテ”が発動すれば唐川侑己、東條大樹、ゲレーロ、オスナ、益田直也などの勝ちパターンも合計15~20勝は可能。
他にも西野勇士、小野郁、廣畑敦也、小沼健太、鈴木昭汰など、期待の選手を挙げたらキリがありません。そんな投手たちでちょこちょこと15勝はいけるとして、チームの勝ち星を勘定してみると……年間157勝? おおっ、まさかの試合数超え! 1年で2回優勝できるじゃん‼
現実的には157勝は不可能でも、それだけの潜在能力を秘めた投手ばかりだと思いませんか?
■レギュラーが9人では足りないほどの野手陣
しかし問題は野手陣です。投手陣が年間157勝するためにはど~~~しても、野手陣の奮起が必要なわけですから。
果たしてそんなことが期待できるのか。いや、どう考えたってできますよ。だって良くも悪くも、ここまで期待値ほどの成績を残せていない選手ばかりなのですから。ゆえに今は才能が開花するまで秒読み段階なのです。
まずは内野陣から妄想してみましょう。まず期待の筆頭は山口航輝。すでに8月に入って覚醒の兆候が見え始めていますし、来年こそ30発やってくれるはず。故障が癒えた井上晴哉は4年ぶりの20発が狙えるでしょうし、レアードだって調子を取り戻せば寿司30貫くらい余裕で握りますよ。
そうなってくるとマークが分散し、伸び悩んでいた安田尚憲も躍進すること間違いなし。低く見積もっても.280の15本くらいはマークし、安定して打点を稼いでくれることでしょう。もちろん秘密兵器・平沢大河も最終形態に進化してくれるはず。二塁打&四球マシーンと化してOPSを荒稼ぎするのではないでしょうか。.290の10本くらいはいけるでしょ!
キャプテン中村奨吾もそろそろ自身初の打率3割をマークしてくれそうですし、適度に休みを挟みながらなら藤岡裕大も盤石。貴重な右打ち内野手の茶谷健太、盗塁に磨きをかけつつある西巻賢二に三木亮、小川龍成、池田来翔、福田光輝などが脇を固めたら、もう内野のポジションがいくつあっても足りません!…
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