あわせて読みたい
野生のインコの館は、優しい民家の家主さんだった!
》》》》インコに気に入られた家!
昨年、家の窓を開けていたことがきっかけで、以来、野生のインコの群れがほぼ毎日自宅を訪れるようになったという。
まさに野生動物との距離が近いオーストラリアといったところだが、インコたちにとってこの家はおいしいぶどうが食べ放題だし、人間たちもやさしいし、快適なカフェ代わりに利用しているようだ。
数羽だけならまだしも、結構な数で押しかけているようだが、一家はインコとの触れ合いを楽しみにしているようだ。
Couple get daily visits from wild lorikeets
オーストラリアで暮らすジョージナ・ブロウさんとクリスチャン・アレンさんカップルは、2021年初頭に、初めてインコたちの訪問を受けた。
オーストラリアは南半球なので1、2月は真夏となる。カップルは、この時期、ベランダで昼食を食べていたのだが、アパートの向かいの木に野生のインコたちがいるのをよく見かけていた。
そしてある日、窓を開けた状態にしていたところ、インコたちはチャンスとばかりに家の中へと侵入し、以来毎日のようにやってくるようになった。
このインコは「ゴシキセイガイインコ」と呼ばれる、色鮮やかなオウム科の鳥で、オーストラリアではロリキートと呼ばれている。
体長は30cmほどで、一般的な中型インコとは違い、花の蜜や果物を好んで食べる。
ジョージナさんたちは昼食にかならずブドウを食べるそうで、ブドウを与えたところ大喜びで食べたという。
「おいしいブドウがある家」とインコ脳にインプットされ、それが仲間たちに口コミで広がった結果、連日のようにインコが押しかける行列の絶えない無料カフェ状態になったのかもしれない。
インコたちの訪問が楽しい日常生活の一部に
インコたちはジョージナさんたちに心を許しており、一緒にテレビを見たり、洗濯物の上に座ってくつろいだり、肩の上に乗ってきたりするという。
放っておくと一日中家の中で探検ごっこを楽しんだりもしている。
彼らはとても人懐っこい鳥で、触ったり抱いたりすることができます。私たちは彼らが来てくれることがうれしくて、日常生活の中の喜びの一部となっています
だたし難点もある。インコたちは大声で鳴き、朝早くに起こされてブドウを催促されることもある。だがそれすらが愛おしいという。
・合わせて読みたい→ちょっくら猫でもからかってみるか。窓越しから「いないいないばあっ!」を仕掛けるインコ
インコたちの親密な関係性は、難点を超越するほど、ジョージナさんたちの暮らしに潤いを与えてくれるのだそうだ。
最近では認識できる何羽かに名前を付けて、どの子とどの子がカップルなのかがわかるようになったという。
カップルは子供が生まれると自分の子供たちを連れてきて紹介してくれるのだそうだ。片足が悪いので「リンピー」と名付けた子は、必ず奥さんと赤ちゃんをつれてやって来る。
彼らは皆、個性的でユニークな資質を持っているので、すぐに見分けがつくとジョージナとクリスチャンさん。
インコたちは信頼する人間に心をゆるしてくれるので、カップルは彼らに近づいたり、触れることことができる。
とにかく毎日の気分を明るくしてくれるインコたちのいる暮らしに大満足なのだそうだ。
References:Couple gets daily visits from colorful crew of wild lorikeets / written by parumo