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【芸能】与田祐希主演「量産型リコ」前田旺志郎“浅井”の熱い涙シーンに視聴者感涙でトレンド入り
乃木坂46・与田祐希の主演ドラマ「量産型リコ –プラモ女子の人生組み立て記-」(毎週木曜夜0:30-1:00、テレビ東京系 ※BSテレ東・BSテレ東4Kは毎週火曜夜0:00-0:30)の第9話が8月25日に放送され、「感動した」「グッときた」「心に刺さった」と「#量産型リコ」が初回から9週連続でTwitterトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)
【写真】与田祐希“璃子”が前田旺志郎“浅井”に向け、グッドポーズ
同作は、イベント会社で働くごくごく普通の女の子・小向璃子(与田)が主人公の”ホビー・ヒューマンドラマ”。璃子は、先輩の中野京子(藤井夏恋)や上司の犬塚輝(マギー)、雉村仁(森下能幸)、猿渡敦(与座よしあき)とともに、のほほんと勤務していたが、プラモデルと出会い成長していく。BANDAI SPIRITS制作協力のもと、「量産型ザク」や「エヴァンゲリオン初号機」、「ミニ四駆」に「ULTRAMAN」など各話に実在するさまざまなプラモデルが登場し、プラモデル好きの“モデラー”にも注目されている。
■イベント3部解散危機に、大石に恋する璃子に一大事?
「機動戦士アサイ」と題された第9話は、璃子の同期で次期エースと期待される浅井祐樹(前田旺志郎)がメイン。ドラマ冒頭、浅井の目のドアップシーンから始まったが、これが初回第1話で璃子の目がドアップされていたのと同じでエモい始まりとなった。
社長賞を受賞した浅井が、先輩の大石亮太(中島歩)と祝杯をあげていた。気分良く飲み酔い酔いの浅井だったが、大石から璃子らが所属するイベント3部解散の話があると聞くと、一気に冷静になる。大石は何もできないと言うと、3部が最近チームとしてもいい感じだと思っていた浅井が、自分が上に掛け合うと熱く語る。
翌日、役員会議でプレゼンをしていた浅井は、イベント3部の解散を思いとどまってほしい旨を意見したが、聞く耳は持ってくれなさそうだ。一方、猿渡は大石が会社を辞めることを璃子に伝える。驚いた璃子だったが、大石への気持ちをどうしたらいいか悩み始めた。
■3部存続のために力を尽くしていた浅井に異動の話が
屋上で浅井と璃子が話している。浅井はイベント3部の解散について、璃子は大石が会社を辞める件について話しているのに、絶妙なバランスで会話が成立してるのがおもしろい。今まで璃子を「量産型」といい、熱血仕事人間の描写ばかりだった浅井が、ここまで3部のことを心配していることに、浅井の見方が変わってくる。
大石のアドバイスで、イベント3部存続に向け政府系の大口コンペを探していた浅井に、上司から人事部への異動が伝えられた。役員会議で発した意見が仇となったのか、会社という組織の世知辛さが描かれてることに、視聴者の気持ちが一気に浅井へ向いていく。
人事部異動で一気に気落ちした浅井が、璃子をご飯に誘う。そこでようやく、璃子が話していたのは大石が会社をやめることで、浅井が話していたのはイベント3部が解散することだと、お互い知ることに。そして異動の話で落ち込んでる浅井を元気づけようとしてか、璃子が「今夜は少しわがまま聞いて」と言う。
璃子と浅井が夜道を歩いたり、お店を探したりするシーンでは、少しずつ酔いが回っていく浅井の足がふらついて、璃子が手助けしてるシーンも。この後、璃子と浅井の恋模様が描かれるのではないかと思わせるような演出に目を奪われていたら、泥酔した浅井が矢島模型店に入っていく様子がぼんやり描かれた。
矢島模型店の作業場で、ひとりプラモデルを組み立てている浅井の目が、どんどん覚めてきた。なぜプラモデルを作っているのか理解できない浅井が辺りを見渡すと、璃子と店主のやっさん(田中要次)、バイトのちえみ(石川恵里加)が目に入る。
サラリーマンだったというやっさんは、浅井に昔の自分の姿を重ねているのか、今回特別に熱い。「やっさん、いきまーす」と本気モード全開。やっさんの熱さに感化されてか、浅井もプラモデル作りに熱中し始め、終いにはスポ根並みの師弟関係でプラモデル制作が続いた。
いよいよ頭をつけて完成というタイミングで、実はガンダムではなくジムを作っていたことが判明。ジムとはガンダムの運用データを元に開発された量産型の機体。やっさんの説明を聞いた浅井は、「このジムは俺なんです」と大粒の涙を流す。そして「今はジムでも、俺はガンダムになりたい」と涙ながらに決意する。
■「感動した」「グッときた」「心に刺さった」と感動つぶやき多数でトレンド入り
このラストに「浅井回! 感動のストーリーでした」「今の自分は主力機じゃないと気付いて、涙を流すところはグッときた」「僕も会社員の1人として浅井の立場に共感する部分もあり、心に刺さりました」「やっさんの“人生のカスタマイズは自由だ”のセリフが胸にささった」と、量産型のプラモデルと社会人のありようを重ね合わせた展開への感動つぶやきが多数で、「#量産型リコ」が9週連続Twitterトレンド入りした。
次回はついに最終話。璃子が「いきましょう、3部のラストシューティング」とかわいくポーズを決めたと思ったら、「昭和の男の意地を見せてやる」と犬塚、雉村、猿渡の3人が並んで歩く姿が勇ましい。「璃子、後悔だけはするな」という声が「ガンダム」のアムロ・レイの声にも聞こえる。イベント3部はどうなるのか? 最終第10話は、9月1日(木)放送予定。