オーストラリアAが10月に14年ぶりの来日、ジャパンxvと3試合

日本ラグビー協会は19日、オーストラリアAが10月に来日、日本の準代表にあたるジャパンxv（フィフティーン）と3試合を行うと発表した。

オーストラリアの準代表にあたるオーストラリアAは過去日本代表と4度対戦して全勝。08年にパシフィック・ネーションズ杯で福岡レベスタ（当時）で42―21で勝って以来14年ぶりの来日となる。今年は7月にフィジー、サモア、トンガとの4カ国でパシフィック・ネーションズ杯を戦い2勝1敗で2位だった。

ジャパンxvは日本代表候補メンバーで編成され、日本代表のコーチ陣が指揮を執る。藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは「スーパーラグビーへの参戦がなくなった今、強豪国のトップクラスのメンバーと試合ができるのは選手たちにとって、特に若い選手にとって非常に貴重な経験になる。試合から離れていた選手にとっては強度の高さへの感覚を取り戻すこと、若い選手は高いプレッシャーの中での正確な判断、そしてW杯メンバー選考へのアピール。いろいろなチャレンジをして、オールブラックス、イングランド、フランス戦につなげていければと思っている」とコメント（要旨）。日本とオーストラリアの双方にとって、11月の欧州遠征を前に若手に経験を積ませ、来年のW杯に向けて選手の層を厚くする格好の機会になりそうだ。

試合は第1戦が10月1日に東京・秩父宮ラグビー場で、第2戦が同8日に福岡・ベススタ、第3戦が同14日に大阪・ヨドコウ。キックオフ時刻は未定。

中日スポーツ2022年8月19日 15時15分
https://www.chunichi.co.jp/article/529614