【岸田総理】次世代型の原発建設を指示　「想定しない」から大転換

エネルギー政策の大転換です。岸田総理は、次世代型の原発の建設を検討するよう指示しました。

岸田総理
「次世代革新炉の開発・建設など、今後の政治判断を必要とする項目が示された。年末に具体的な結論を出せるよう検討を加速してください」

岸田総理は、脱炭素社会の実現に向けた会議の中で、次世代型の原発の開発や建設の検討を指示しました。

政府は、2011年の福島第一原発の事故以降、「原発の新増設や建て替えは想定しない」としていましたが、方針を大きく転換します。また、政府は来年の夏以降、東京電力の柏崎刈羽原発など7基の原発の再稼働を追加で目指すほか、運転開始から最長60年で廃炉とするルールの見直しも検討します。

脱炭素化と電力供給の確保を目的にあげていますが、安全性への懸念から反発が出ることも予想されます。

TBS NEWS DIG
2022年8月24日(水) 16:36
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/133453