阪神　２３度目完封負けで球団ワースト目前　対左腕９連敗　ＤｅＮＡに９年ぶり負け越し決定

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神０―４ＤｅＮＡ（２４日・京セラドーム大阪）

　阪神は２試合連続、今季２３度目の完封負けを喫した。１９６３年に記録した球団ワーストの２４度が目の前。京セラＤでの主催試合は今季８戦全敗と、またも初勝利を逃した。ＤｅＮＡ戦は８勝１３敗となり、２０１３年以来、９年ぶりの負け越しが決定。このカードでの５連敗は０８年の６連敗以来、１４年ぶりとなった。

　相手先発の浜口に苦戦し、６回まで３安打無得点。一度も先頭打者が出塁できず、唯一、得点圏に走者を送った４回も２死一、二塁で原口が投ゴロに倒れた。５回、６回は３者凡退に終わると、好投を続けていた伊藤将が７回２死満塁で桑原にグランドスラムを浴びた。自身初の満塁被弾で一気に４点リードを許し、自身３連敗で５敗目を喫した。

　打線は最近、左投手に大苦戦。相手先発が左腕の試合は、９日のＤｅＮＡ戦（横浜）で今永に敗れてから９連敗。先発投手に８勝を献上している。