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エンゼルスのモレノオーナーが球団売却を表明 地元紙が報じる 大谷翔平の今後にも影響
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スポーツ報知
エンゼルスのアルテ・モレノオーナーが身売りに動いていることが23日(日本時間24日)、明らかになった。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者が報じた。
22日に同オーナーが球団売却を目指し、市場の開拓を始めることを発表した。2003年に18億4000万ドルで購買した球団の資産は、フォーブスによると推定20億ドル(約2735億8600万円)の価値があるという。モレノオーナーは家族が今回の売却のために、ファイナンシャルアドバイザーとして「ガラティオト・スポーツ・パートナー」に協力を仰いでいると発表した。
記事によると、売却は年末に完了が可能とするが、その業務取引には、数年掛かるとみられている。また、現在ワシントン・ナショナルズも売却先を探しており、大リーグ機構は、順番に売却手順を進めたい意向があるという。
モレノ・オーナーは声明を発表。「オーナーとして、エンゼルスの20年は大きな名誉であり、誇りでした。組織として、ファンの皆さんに家族向きのお手軽な球場体験を提供すると同時に、偉大な選手を含む競争力のあるオーダーを模索してきました。大変に心苦しい決断ではありますが、私と家族は今その決断に至りました。このプロセスを通じて、最後までファンと従業員、選手、ビジネス・パートナーを第一義として参ります」とした。同オーナーは20年2月を最後にメディアに対応しておらず、ここ2年はそれまで恒例だったのキャンプ初日の会見もなかった。
来季限りでフリーエージェント(FA)となる大谷翔平選手にとっては、売却の行く末が気になるところだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36af428a2f5ebdbd66100e455c0dde13428fa09d