台湾外交部「米国と日本の台湾海峡の平和と安定への重視に心から感謝する」「引き続き日本や米国、理念の近しい国々と…

（台北中央社）日米の防衛相会談で、台湾海峡で不測の事態が起きた際の対応の検討について話し合われたことが日本メディアで報じられたのを受け、外交部（外務省）の欧江安（おうこうあん）報道官は22日、米国と日本の台湾海峡の平和と安定への重視に心から感謝すると述べた。

日米両政府は16日、外務・防衛担当閣僚協議（2プラス2）を東京都内で開いた。共同通信社は21日、岸信夫防衛相とオースティン国防長官が台湾海峡での不測の事態への懸念を共有していたと複数の日本政府関係者の話として報じた。岸氏は、台湾支援に向かう米軍に自衛隊がどのような協力が可能か検討していく必要があるとの認識も示したという。

欧氏は、台湾は引き続き日本や米国、理念の近しい国々と、既存の深く厚い友好の基礎の下、緊密に連携していくと表明。民主主義の価値と国際秩序を守り、共に地域の平和、安定、繁栄を維持していく方針を示した。

また、台湾は日本との長きにわたる友好関係と共有する価値を大事にしていくとし、今後もパートナー関係を発展させていくと強調した。

（游凱翔／編集：楊千慧）

ヤフーニュース（フォーカス台湾）
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