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ジョナサン店長から暴行受け骨折、労災認定 被害男性「人生で経験したことのない怖さだった」
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外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)が運営するファミリーレストラン「ジョナサン」の芝公園店(東京都港区)で働いていた30代男性が、店長(当時)から肋骨を骨折するなどの暴行を受けた件で、三田労働基準監督署が労災認定したことが分かった。認定は7月26日付。
男性が加入する労働組合「総合サポートユニオン」が8月19日、明らかにした。労組によると、認定されたのは(1)2021年8月にアルバイトのミスを理由に店長から殴られたことによる右肋骨の骨折、(2)2021年10月に店長から足を蹴られ倒れ込んだ際の両肩などの打撲傷。
ジョナサン芝公園店をめぐっては、残業代未払いなどがあったとして、三田労基署が7月21日に是正勧告を出している。
男性は労組を通じて、「骨を折られたときは、これまでの人生で経験したことのない怖さでした。これからもこの店⻑と働かなければならないと考えると毎日が苦痛でした。今回、労災が認められて良かったです。素直にホッとしました」とコメントを出した。
今後、店長による傷害や暴行について刑事告訴も予定しているという。
■会社側のコメントは
すかいらーくホールディングス広報部は「本件につきまして、ハラスメント行為は到底容認できるものではなく、従前からのハラスメント防止への取り組みに加えて、ハラスメント研修等の一層の強化と相談窓口の更なる周知を図り、再発防止の徹底に努めてまいります」とコメントした。
【日時】2022年08月19日 15:13
【ソース】弁護士ドットコムニュース