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「最も働きたい国」ランキング 韓国ネット「日本がなぜアジアの中で1位なのか理解できない」「日本の放射能…」「日本は給料も少ない
ボストンコンサルティンググループ(BCG)が発表したレポート「世界の人材分析」(Decoding Global Talent)によると、カナダが「最も働きたい国」のランキングで米国を抜き1位となった。このレポートは2020年に190カ国、20万9000人を対象に実施したアンケート調査の結果を分析したもので、2014年と2018年に続き、今回が3度目の発表となるという。
今回の調査で韓国はトップ10には入らなかったものの、2014年の34位、2018年の18位から大きく順位を上げ、12位となった。日本も2018年の10位に続き、今回は6位と上昇した。
同レポートは「新型コロナウイルスの感染状況が調査結果に影響を及ぼしており、積極的に防疫政策を行った国の好感度が高まった」と分析。「アジア太平洋地域」と「ブルーカラーグループ」の項目で6位と9位を獲得した韓国について「韓国語という言語の壁を考慮すると注目すべき現象だ」と指摘したという。
実際のところ、今回トップ10にランクインした国は相対的に新型コロナウイルスの感染率が低いという。新たに加わったシンガポール(8位)やニュージーランド(10位)は強力な防疫対策が評価されており、高い感染率が報じられたイタリアやスペインはトップ10から脱落。ドイツとフランスもそれぞれ順位を2ランクずつ落としたという。
また、同レポートにおける「最も働きたい都市」ランキングでは英ロンドンが前回に引き続き1位を固守したものの、アジアの都市がトップ10のうち4つを占める躍進を見せた。アラブ首長国連邦のドバイとアブダビが3位と5位にランクインし、東京とシンガポールも順位を上げ6位と7位を占めた。以前の調査ではトップ30から外れていたソウルも15位にランクインしたという。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「さすが韓国」「韓国ファイト!」「政府が努力しているから当然だ」など喜びの声が上がっている。
一方で「日本がなぜアジアの中で1位なのか理解できない」「日本の放射能やコロナの状況は気にならないのか?」「日本は給料も少ないのに」「日本でも言語の壁は存在すると思うけど、グローバル企業の数や知名度の差かな」など、日本の順位を疑問視するコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山)
Record China
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