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【芸能】ジャニーズ事務所が方針変更を余儀なくされた理由 空席が目立っても公園中止にはできない?
人気男性アイドルグループが多数所属するジャニーズ事務所が7月29日、同社の公式HPで《今後はグループ内に感染者が出ても公演を実施する場合がある》という方針の変更を発表した。
同社は7月下旬以降、NEWSの加藤シゲアキやHey! Say! Jumpの高木雄也らが続々と感染し、8月に入ってからも、嵐の松本潤、元V6の長野博らの感染が発表された。
公式HPでは、《昨今の新型コロナウイルス感染の拡大により、タレントの感染も増加しております。そのため、皆様が心待ちにしてくださっている公演を中止せざるを得ない状況が続いており》と改めて謝罪。
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コロナ禍で30公演以上のコンサートを中止したと明かし、《現在、中止になるたびに調整すべき対象公演が増加し、必然的に延期公演を行うための会場確保が難しくなってまいりました》と厳しい運営状況を説明した。
こうした状況もあることから、《今後はグループ内に感染者が出ましても公演を実施する場合がございますので、何卒ご了承賜れますと幸甚に存じます》とファンに伝えた。
そして、メンバー全員が揃わない公演については、希望者には払い戻しを受け付けることも報告したのだ。
「これを文面通りに受け取ると、グループの中でナンバーワンの人気メンバーがコロナに感染しても公演を開催することになるだろう。そうなると、払い戻しの枚数も多くなりそうで、おまけに、会場内に空席も目立つことになるだろう」(音楽業界関係者)
とはいえ、そうまでしても公演を行わざるを得ない事情があるというのだ。
「SMAPは解散し、嵐は活動休止中で事務所の収益は落ち込む一方だったところに、コロナが直撃。コンサートについてはグッズ販売をオンライン化し、チケットも電子化して環境を整えたが、その設備投資にも費用がかかった」(芸能記者)