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【ロケット】H3ロケット、全容現す 来年度初打ち上げへ試験 鹿児島・種子島
H3ロケット、全容現す 来年度初打ち上げへ試験 鹿児島・種子島
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、2021年度に初号機打ち上げ予定の新型ロケット「H3」の試験を、鹿児島県・種子島宇宙センターで開始した。
実際に液体燃料を注入するなど打ち上げ直前までの手順を確認する試験で、打ち上げ時とほぼ同じ状態に組み立てられたロケットが姿を現すのは初めて。
試験は18日まで行われる。
H3ロケットは現行のH2A、H2Bの後継となる基幹ロケット。17日朝から始まった試験では、初号機の第1段、第2段機体と固体ロケットブースター2基に加え、最上部に試験用の黒いフェアリング(衛星カバー)を取り付けた状態で、整備組み立て棟から発射台にゆっくりと移された。
JAXAは実際の打ち上げと同様の作業を進め、カウントダウンも実施。エンジンに着火する直前の打ち上げ約6.9秒前まで手順を進める。
H3ロケットは、JAXAと三菱重工業などが14年度から開発を開始。
今年度中の初号機打ち上げを目標にしていたが、新規開発の主エンジンに不具合が見つかり、21年度に延期された。
ヤフーニュース(時事通信) 3/17(水) 18:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b438eb158d7f8a0bbe4e6b443b8c4a29f160dcdd