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修学旅行中に“不適切行動”で懲罰…中学3年の女子生徒ら『約2時間半』”冷房かけられない“バスに待機で『体罰』と主張
修学旅行中に“不適切行動”で懲罰…中学3年の女子生徒ら『約2時間半』”冷房かけられない“バスに待機で『体罰』と主張
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大阪府泉大津市の中学校に通う生徒2人を修学旅行中に、暑いバスの中で長時間待機させたとして、保護者が校長らに重い処分を課すよう求めました。
保護者によりますと、泉大津市の市立中学校に通う3年の女子生徒と男子生徒は今年6月、修学旅行で訪れた岐阜県高山市で2時間半にわたりバスの中に待機させられたということです。女子生徒がこの日の朝、宿泊先の部屋を抜け出して男子生徒の部屋の中にいたため、教諭が2人にバスに残るよう指示したということです。
(女子生徒の保護者)
「私は体罰教師だとはっきりと思っています。(娘は)“バスの中でこのまま死ぬんやと思った”と言っていました」この日の高山市の最高気温は35.7℃でしたが、バスのエンジンは切られ、冷房もかけられていませんでした。
女子生徒は帰宅後、食欲がないなど熱中症を疑わせる症状があったということです。
一方、学校は配慮が足りなかったと謝罪しましたが、生徒の体調管理には気を遣っていたと話しています。
(泉大津市の市立中学校の教頭)
「その待機場所についてはもちろん教員もついておりますし、生徒には外の方が風もあるし涼しいよと声かけした一方、(生徒は)『いらん、バスにおる』と」校長は7月、市教委から厳重注意処分を受けましたが、生徒の保護者はさらに重い処分を求めています。
【日時】2022年08月09日 17:50
【ソース】MBSニュース