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【韓国の願望】ラムザイヤー論文を載せた学術誌が撤回を検討中
https://www.newyorker.com/news/news-desk/the-story-of-the-comfort-women-in-korean-and-japanese
2021-03-15 05:01 聯合ニュース(韓国語)
https://www.yna.co.kr/view/AKR20210315000900072
マーク・ラムザイヤー米ハーバード大学ロースクール教授の『慰安婦論文』を載せた学術誌がこの論文の撤回を考慮中と同じ大学ロースクールのソク・ジヨン教授が13日(現地時間)明らかにした。
先月26日に米時事週刊誌ニューヨーカーにラムザイヤー教授の論文事態の顛末を寄稿したソク教授はこの日、当時の寄稿文の韓国語、日本語翻訳本の掲載に合わせて追加で載せた文で「その論文を出版したジャーナルが撤回を考慮している」とした。
これと関連してソク教授は14日、聯合ニュースとのEメール対話で「間違いなく撤回が考慮されている途中」と確認した。
ただし、ラムザイヤー語教授が書いた問題の論文『太平洋戦争の性契約』はひとまず法経済学国際レビュー(IRLE)3月号の印刷本に載せられる可能性が大きいと見られる。
ソク教授は聯合ニュースに「印刷本の出版前でも後でも、論文の撤回はその論文に『撤回公知』を付け加えるという意味になるだろう」としながら「どのような場合でも論文自体を完全に消したり、削除しないものと思われる」と説明した。
公衆保健に対する危険など、緊急的な非常状況の場合にだけ論文を丸ごと削除するのが学界の一般的な慣行だが、ラムザイヤー教授の論文事態がこのような非常状況と認められるのは難しいと見られるとソク教授は伝えた。
IRLEはこの論文に対する国際的な学者たちの相次いだ問題提起に『憂慮表明』の文を書いて独自調査を進行する一方、問題の論文が含まれた3月号の印刷を遅らせた状態だ。
この学術誌はこの論文が既にオンラインで最終出版されたという理由を上げて、憂慮表明や反論文などを付け加える形で3月号にそのまま印刷するという立場だが、印刷本が出た後の事後撤回の可能性に対してはまだ公開して言及したことは無い。
ただし、IRLEの出版社であるエルスビア側は最近イ・ジンヒ イースタンイリノイ州立大学史学科教授に送ったEメールで「論文の出版記録修正の可能性に対してはまだどのような結論も下されていない」として、事後撤回の可能性を開いている。
一方、ラムザイヤー教授が韓国人慰安婦被害者たちの契約書無しに論文を書いたという事実などを暴露したソク教授の先月のニューヨーカー寄稿文は韓国語と日本語翻訳本でそれぞれニューヨーカーのホームページに載せられた。
ソク教授は「私の文で探求した議論が各国で第2次世界大戦をどのように記憶しているのかに直接触れているので、この文のハングル、日本語翻訳は重要な事だと思う」と所感を明らかにした。
彼女は「韓国と日本、そして英語圏でも歴史の1チャプターに対する今回の公開議論が学問の責任と完結性の重要性を強調するキッカケになることを望む」として、このような学問の責任と完結性は「特にファクトと過去に関する重大な主張をする際、学問的な自由の適切な行使において核心的」と皮肉った。