あわせて読みたい
ルクレールのミスを誘発したのは「フェラーリの信頼性や戦略ミス」だとマーク・ウェバー
ランキングトップのフェルスタッペンとの差が80ポイントにまで広がってしまったフェラーリのルクレール
ルクレールのミスを誘発したのは「フェラーリの信頼性や戦略ミス」だとマーク・ウェバー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20220806-00000000-fliv-moto
かつてレッドブルなどで活躍した元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、フェラーリのシャルル・ルクレールに対して同情的なコメントを行った。
■9戦を残して大差がついたフェルスタッペンとルクレール
全22戦で争われる2022年のF1タイトルだが、ドライバーズタイトル争いに関しては13戦を終えた時点で、ランキングトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2番手に位置しているルクレールとの差が80ポイントに開いてしまっている。
今季の残りのレースがあと9戦であることを考えれば、今年もフェルスタッペンがドライバーズタイトルを2連覇する可能性が非常に高くなったと考えて間違いはないだろう。
だが、純粋な2022年型F1マシンのポテンシャルという観点からすれば、フェラーリの方がレッドブルをしのいでいるのは間違いないようだ。予選での速さを見れば、ここまでの13レースのうちフェラーリが8回ポールポジションをとっているのに対し、レッドブルは4回にとどまっていることからも、それが見てとれる。
しかし、逆に決勝では、レッドブルが9勝、フェラーリが4勝と、まったく逆の様相を呈している。これは、フェラーリの方にレッドブルよりも多くの信頼性問題、ドライバーのミス、そして戦略ミスがあったためだ。
■大きなプレッシャーを抱えることになったルクレール
2007年から2013年までレッドブルのドライバーを務めていたオーストラリア出身のウェバーは、ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』に次のように語っている。
「フェラーリは信じられないほど速い。パフォーマンスのポテンシャルに関しては疑う余地もない。ものすごいよ」
「だが、今の戦略や信頼性には非常にイライラさせられる。そういう問題でポイントを失うと、ドライバーとしては失ったポイントを取り戻したくなるし、それが自分のミスを誘発することになるんだ」
そう語った45歳のウェバーは、モナコ出身の24歳のルクレールは、間違いなく大きなプレッシャーを抱えてしまっているはずだと次のように付け加えた。
「50ポイントも落としてしまえば、ドライバーとしては相当なプレッシャーを抱えてしまうよ」
関連記事
「いつも何かがうまくいかない」 ルクレールがフェラーリの戦略嘆く
https://www.afpbb.com/articles/fp/3417089
レッドブルF1首脳 「フェラーリはほぼすべてを間違ってきた」
https://f1-gate.com/redbull/f1_70267.html