「暗黒大陸編」でキーとなる人物といえばドン=フリークスではないでしょうか? 作中ではいまだに名前しか明かされておらず、謎の多い人物です。現在、ドンについて分かっているのは「新大陸紀行」の作者であるということくらいでしょう。
300年程前に暗黒大陸を旅した行程が記されている書物である「新大陸紀行」ですが、そもそも暗黒大陸は五大厄災が存在するように恐ろしい大陸です。五大厄災とは人類が滅亡するレベルの5つの呪いを指していますが、その一方で人類がおよそ開発できないであろう究極の長寿食や万病に効く薬草も存在します。ハイリスク・ハイリターンな地といえるでしょう。
ネテロですら恐れたおぞましい暗黒大陸を、たったひとりで旅したとされるドン。並大抵の強さではありません。さらにジン=フリークスが言うように「今も西版を書き続けている」可能性を考えると、推定300歳を超えることになります。ネット上では「ドンは異人類なのでは?」という考察も見受けられました。
気になるのは、ドンとゴンが「フリークス」という同じ苗字であることでしょう。読者からは「もしかしてふたりは親子?」という声もあがっています。『H×H』作中ではジンとゴンは親子という設定ですが、そもそもゴンの出生や母親については不明なことが多すぎます。
ジンが赤ちゃんのゴンをくじら島へ連れ帰ったのは確かですが、母親については多くを語らないジン。ゴンがジンについて、「名前で呼んだ方がしっくり来る気がするんだけど」「やっぱりジンは父親っていうより噂に聞いてた親戚のすごい人って感じで」と話したセリフを勘ぐってしまう読者も一定数いるようです。
「ジンもドンの子供では?」との声もありますが、ゴンが旅を始めた本来の目的は「偉大なハンターである父に会うこと」。ジンが父親でないとするならば、ゴンはまだ旅の途中なのかもしれません。
マグミクス編集部 8/6
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