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【韓国】「K-コンテンツのカ」・・・上半期のラーメン輸出額、再び最大値を更新
┃「 “巣ごもり” の一時効果ではない傍証」
▲ ラーメン。
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韓流の拡散などに支えられ、今年上半期のラーメン(ラミョン)輸出額が歴代最大値の記録を再び更新したことが分かった。
食品業界と関税庁によれば、今年1~6月のラーメン輸出額は3億8千340万ドル(約4千976億ウォン)で、これまでの最大値だった昨年上半期(3億1千969万ドル)よりも19.9%増加した。 。
国別の輸出額は中国(9千191万ドル)、アメリカ(4千786万ドル)、日本(3千32万ドル)、台湾(1千483万ドル)、フィリピン(1千477万ドル)、タイ(1千460万ドル)、マレーシア(1千304万ドル)、オーストラリア(1千277万ドル)、カナダ(1千159万ドル)、オランダ(1千130万ドル)などの順で多かった。
ラーメン輸出は2015年以降、増え続けていた。特に、コロナ19が大流行した2020年上半期、ラーメンの輸出額は前年同期より37.4%も急増した。
当時の輸出好調の背景には、『ソーシャル・ディスタンス』の余波により各国で外部活動が制限され、ラーメンをはじめとするインスタントの需要が高くなった点が一つの要因として作用した。
これにドラマや映画、バラエティ番組などの『K-コンテンツ』が広がり、韓食自体に対する世界の関心が高くなった影響もある。
昨年上半期のラーメン輸出額の増加率は5.8%とやや伸び悩んだが、今年は再び20%近く増えた。
業界では、コロナ19のエンデミック(風土病で固まった感染病)転換局面でもラーメン輸出が大きく増えたのは、ラーメンが「ジップコック」の需要増加で一時的に人気があったわけではないことを傍証すると分析する。
ある食品会社の関係者は、「K-コンテンツのおかげで、多くの国でK-フードの需要が拡大し続けている」とし、「現地の大手流通チャネルで、韓国のラーメンを扱うケースが増えている」と話した。
別の食品会社の関係者は、「以前まで外国でラーメンは主におやつとして認識されていたが、コロナ19以降、自宅でラーメンを作って食べてみると、チーズや卵などの具を加えれば、一食の食事としてかなり良いことが分かったようだ」とし、「ラーメンを “軽食(snack)” から、“食事(meal)” に再発見したのではないかと思う」と解釈した。
この関係者はまた、「西洋ではアジア料理の需要が全体的に高くなっている傾向だが、韓国のラーメンは味のベースが “醤類” なだけに特有のコクがある」とし、「一度食べるとまた求めるという点で、確実な競争力がある」と付け加えた。
ソウルの某大手スーパーのラーメン棚の様子。
聯合ニュース(韓国語)
https://www.yna.co.kr/view/AKR20220805130000003