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【軍事演習】 中国軍の弾道ミサイル巡り台湾ネット民困惑=「政府と日本、どっちを信じる?」―台湾メディア
中国軍が発射した弾道ミサイルの軌道をめぐり、台湾のネット上で「政府を信じればいいのか、日本を信じればいいのか」と困惑する声が広がっている。台湾メディアのETtodayが報じた。
中国軍は4日に行った「重要軍事演習」の中で、台湾周囲に向けて弾道ミサイル11発を発射したと発表した。ETtodayの記事によると、台湾国防部は同日夜に「われわれは監視偵察システムを運用しており、ミサイルの弾道を正確に把握し、落下地点を東部海域と予測できた。本島には危害を及ぼさないため、後続の対応や警報の発令はしない」と表明した。
一方、日本の防衛省も同日夜に中国が発射した弾道ミサイルについて、5発が日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したことを発表。このほか、福建省から発射された4発が台北上空を通過したとみられることを明かした。
記事によると、「本島には危害を及ぼさない」とした台湾国防部の発表と、「4発が台北上空を通過した」とした日本の発表が食い違っていると台湾のネット上で話題になっている。
台湾のネットユーザーからは「政府と日本、あなたはどっちを信じる?」「私は政府を信じる。自衛隊の推定は信じられるのか?」「政府を信じず日本を信じるというのか?はあ…」「国を信じる、政府を信じる。デマは信じない」「米国在台湾協会が台北にあるんだから、(日本の発表は)あまり信じられない」といった声が上がったという。
一方で、「日本が中国と同じようなデマを飛ばすのはありえないと思う」「日本人は外部に対してはうそを発信したりしない」「日本が台湾をだまして何になると言うんだ?」「日本の方を信じる」といった声も見られたと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)
Record China
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