あわせて読みたい
【韓国】尹大統領の支持率24%に下落 就任後最低を更新
不支持率は前週より4ポイント上がり66%となった。6月第2週には30%台前半だったが、上昇が続いている。
保守系与党「国民の力」の支持層では、支持率が52%で不支持率(39%)を上回った。保守層と70代以上では支持と不支持が拮抗(きっこう)し、そのほかの回答者属性の多くで不支持率が支持率を上回った。
不支持の理由は「人事」(23%)が最も多く、「経験と資質の不足・無能」(10%)、「独断的・一方的」(8%)、「意思疎通が不十分」(7%)などが挙がった。
支持の理由は「一生懸命やっている・最善を尽くしている」(6%)、「前政権の克服」「経済・国民生活」「主観・所信」(いずれも5%)などだった。
韓国ギャラップは不支持の理由に関し、尹大統領が夏休みに入る直前の先月29日に政府が打ち出した小学校入学年齢の引き下げなど、さまざまなイシューがあったと指摘した。就学年齢の引き下げを巡っては、保護者や教職員らの間で反発の声が広がっている。
同社によると、朴槿恵(パク・クネ)元大統領が今の尹大統領と同じくらいの支持率となった時期は就任から約3年8カ月後の2016年10月(支持率25%、不支持率64%)で、友人による国政介入疑惑が高まったころだった。
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は就任から約4年後の21年4月に支持率が最低(29%)を記録した。
調査は2~4日、全国の18歳以上の1001人を対象に実施された。
聯合ニュース
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220805002000882?section=politics/index