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大谷翔平はエンゼルス残留
FAは来オフにもかかわらず、真夏のトレード市場をにぎわせる「主役」になった大谷。殺到するオファーに耳を傾けたエンゼルスのミナシアンGMだったが、最後まで首を縦に振ることはなかった。ワイルドカード争いでは11ゲーム離されており、8年ぶりのPS進出は絶望的。大谷は残り60試合、10月5日(同6日)の公式戦終了まで、エンゼルスのユニホームでプレーすることになる。
この1週間は、全米のメディアが大谷のトレード話で持ちきりだった。PS進出を狙うメッツ、カージナルス、ドジャース、マリナーズ、レンジャーズなどが交渉相手に浮上。前日1日には、ニューヨーク・ポスト紙がヤンキースを筆頭に、パドレス、ホワイトソックスなども「真剣なオファーを出していた」と報じていた。一方で、エンゼルスがモレノ・オーナーの意向などもあり、オファーの受付を停止したとも伝えた。
大谷はメジャー5年目で、今季は打者として打率2割5分5厘、22本塁打、62打点。投手では17試合に登板して9勝6敗、防御率2.81。昨季はア・リーグMVP、今季も投打二刀流でフル稼働していた。
今年はロックアウトなどの影響で開幕が遅れ、大リーグは2日がトレード期限だった。主にPS進出争いから脱落した球団が、今季限りでFAになる選手を放出し、見返りに若手有望株のマイナー選手を獲得するケースが多い。今後はトレードでの補強はできないが、自由契約での移籍は可能。8月31日までにロースター40人枠に登録すれば、PSにも出場できる。
日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/aba229304ab9ee87f54bac2aeced974b45778752