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阪神逆転G倒!佐藤輝が汚名返上の同点タイムリー!挟殺プレーのミスを取り返した!
意地の一打でミスを取り返した。阪神・佐藤輝明内野手(23)が六回1死二塁から、左前に同点適時打。四回に挟殺プレー中の失策で一時逆転を許していただけに、バットで汚名を返上し、逆転勝利に結び付けた。二回に先制の22号ソロを放った大山悠輔内野手(27)とのアベック打点はこれで15連勝。大逆転の夢は諦めない。
4番の意地が詰まった一打だった。自らの拙守が絡んで1点を追う展開となった六回、1死二塁で打席には佐藤輝。カウント1-2と追い込まれてからの4球目、メルセデスの147キロ直球を左前にはじき返した。二走・島田が快足を飛ばして生還。若き主砲は一塁ベース上で両手をパーンとたたき、感情を爆発させた。
「もう食らい付いていっただけです、はい。しっかり前を向いて、追いつくチャンスだったので、しっかり食らい付いて、いい結果になって良かったです」。4番らしく守備のミスをバットで取り返した。
「しっかり話し合って、同じミスがないようにやるだけです」と振り返った痛恨の拙守は四回だった。走者一、三塁での挟殺プレーで失点につながる失策を犯した。三走・重信を三本間で挟んだが、捕手・梅野からの送球を捕球し損ねた。バックアップに入った左翼・大山も本塁へ悪送球して2者が生還。一時逆転を許してしまった。
六回の打席は執念だった。強い責任感と集中力が生んだ同点打で、手放しかけた試合の流れを再び引き寄せた。同時に「島田さんがよく走ってくれました。ありがとうなぎ」とニックネームの「うなぎ」にかけて、島田の走塁に感謝。チーム内で恒例化しているフレーズで逆転へのムードを盛り上げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/436e539cb490a1cba6d4437f2e0539eecf6d3997